こんにちは、お菓子缶研究家の中田ぷうです。お菓子缶の魅力にハマること45年。とうとうお菓子缶専門書『素晴らしきお菓子缶の世界』も出してしまうほど、病的にお菓子缶を愛しています。そのため毎年バレンタイン時期には限定お菓子缶を求め、さまよいます。今年のバレンタインは各ブランド、メーカーも認めるほどの“お菓子缶ブーム”。今回、夫ではなく自分のために買ったお菓子缶と”戦況”をお伝えします。

 


第二次お菓子缶ブームの熱狂がそのままバレンタインに

左から時計まわりに「鎌倉紅谷」の「クルミッ子スイートピンク缶」、「メリーチョコレート」の「はじけるキャンディチョコレート。アソートメント缶」、「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」の「ブルターニュ クッキーアソルティ<缶>ボヌール fevrier」

コロナの影響でしょうか。ここ2年間のバレンタインは今までに比べるとやはり盛り上がりに欠けてしまうところがありました。しかし今年の盛り返しはすごい! 現在、第二次お菓子缶ブーム真っ只中ですが、各社「缶製品の売れ行きが異常(うれしい悲鳴)」というほど。確かに先日「ミモレ」でもご紹介した「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」のコーラルピンク缶などあっという間にオンラインでは完売になってしまいましたし(店頭販売はまだあり)、「クルミッ子」で有名な「鎌倉紅谷」の「クルミッ子スイートピンク缶」もバレンタインからホワイトデーまでの商品として作られたものですが、ホワイトデーまで在庫がもたないのではと言われています。先日行った、新宿高島屋のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」では「メリーチョコレート」の大ヒット缶「はじけるキャンディチョコレート。アソートメント缶」を求め、長蛇の列ができていました。