今年の“バレンタインお菓子缶狂騒曲”は、ここ最近、最も激しく感じました……何しろ人気なお菓子缶は瞬時に売り切れてしまい、目にすることもできない状況。ホワイトデーは少し落ち着くとは思いますが、早めに取りかかっておいて損はありません。
お菓子缶の魅力にハマること45年。とうとうお菓子缶専門書『素晴らしきお菓子缶の世界』も出してしまうほど、お菓子缶をこよなく愛している、わたくしこと中田ぷうが、おすすめのお菓子缶をご紹介します。
多様な人々が生み出す、美味なるスイーツ
現在、全国の百貨店の催事で引っ張りだこになっているチョコレートブランド「久遠チョコレート」。全国52拠点で働くスタッフは、障がい者のほか、シングルマザーや社会の中で悩みを抱える若者たちというまさにSDGsなブランドです。しかし何よりも私が驚いたのが、ここのシェフ・ショコラティエとして携わっていたのが、かの野口和男氏だったこと。野口氏は、星付きレストランや名門ファッションブランドなどのチョコレートも手がける日本のトップショコラティエ。それだけに「おいしくないわけがない!」と確信。
「DEMI-SEC(ドゥミセック)缶 BOX」の中には、タルト4本(ノアール&ベリー、ミルク、抹茶、ホワイト)、クオンシェ(オリジナルフィナンシェのこと/プレーン、ディップオリジナルノアールコロンビア54%、デコレーション ベリー、デコレーション ピスタチオ)、ガブレ(ノアール、ミルク)が入っており、1つ1つが食べ応えがある大きさで、もちろん美味。最初、お値段にちょっと驚いたのですが、開けてみると「これだけの大きな缶がついて、この量とクオリティ……逆に安いくらいでは?」と思ってしまったほど。
さわやかなミントブルー地に、“お菓子作りが大好きな三姉妹”が描かれたお菓子缶もおしゃれで目を惹きます。実はこのお菓子缶、底面もしっかりデザインが施されているので、買った方はぜひチェックしてみてください。
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