はい、3月でございます。春が近づくのはうれしい! でも一方で、もう2ヵ月も終わったんかーい、と思うと恐ろしいです。

いきなりの余談ですが、Twitterで「今年の残り日数」(@remaining_days)という、その名の通りの、ありがたくも恐ろしいアカウントがあるのですが、「2022年3月2日になりました。今年は残り305日です。あと83.6%です」とのこと。このパーセンテージ表記が、ボディブローのようにじわじわ効いてきます。

と、そんなこんなで〜、せっかく3月ですし、春コートを始めました!

トレンチ以外の春コート、今年選んだのは注目の大人ブランド「デパリエ」の一枚_img0
 
トレンチ以外の春コート、今年選んだのは注目の大人ブランド「デパリエ」の一枚_img1
 
ニット#ブラミンク
スカート#ドゥロワー
ボールチェーンネックレス#ハルポ
ペンダント#マリハ
バッグ#アエタ
 

コートはこの春新調した、デパリエのもの。この時季といえばトレンチコートが定番なのですが、ここ数年、“トレンチ以外”のスプリングコートを選ぶことが増えてきました。なんでじゃろ?

もちろん、トレンチコートは大好きなのです。そもそも、永遠に大好きなトラッドテイストですし、カジュアルも、きちんとも、エレガントにも着こなすことができる。絶対に1枚は持っていたい、エターナルベーシック。

でも、そういうエターナルベーシックって、これはトレンチに限らずなのですが、すごく着るときとそうでもないときと、不思議と出番にムラがあるもの。ある一定のペースで、必ず戻るときはやってくる。でも、ある一定のペースで、ちょっと着るのをお休みすることもある。

これは、そのときのトレンドによって、ボトムスや丈感とトレンチとのバランスが関係しているんだと思われます。あとはそのときの気分やライフスタイル、あとは自分の顔の状況(笑)、要は加齢ちゃんのバランス、もありますね。

思えば私にとって、こんな感じの登場ペースこそが「マイ定番」のアイテムなのかも。「定番」って言っときながら、ずっと着るわけではない。でもずっと好き。気がつくと思い出す、そんな距離感。

またまた、話が逸れました。

で、ここ2年くらい、トレンチコートよりはもう少しカジュアルだったり、シルエットがゆるかったり、エフォートレスな雰囲気のコートに惹かれており、出会ってしまったのがこのコート、ってわけです。

これ、基本はステンカラーコートなんですが、フランス軍のモーターサイクルコートをベースにしたというだけあり、カジュアルでマニッシュなムードがお気に入り。

あとはこのグレージュにも一目惚れ! ネイビー、グレー、ブラウン、ブラック、どんな色も受け止めてくれる絶妙なニュアンスカラーが良いわ〜〜。

ただ私も、もう大人なんで、“スプリングコートあるある”はわかっています。そう、早めにスプリングコートを投入したとき、インナーもそれにつられて春物にしてしまうと、もれなく風邪をひきます。冷えて肩が凝ります。腰痛が出ます。もう、大変!

なので、やせ我慢はやめまして、素直にインナーはニットにしました。そう、大人は素直一番、無理禁物♡
 

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