じつは「NAKAO」、木炭焙煎のコーヒーが地元で有名です。
木炭焙煎とは、国内産の木炭を使用し、炭火の遠赤外線の効果で表面は香ばしく、芯までじっくり丁寧にふっくらとした珈琲豆に焼き上げる製法。
酸味もコクもしっかり、ほんのりスモーキーな香りも感じる美味しさで、個人的にも大好きです！ ドリップバッグ、お豆、缶入りなど、どのパッケージも華やかで中身の美味しさに負けていません。缶には150g挽いたものが入っています。
ということで２つ目のオススメお菓子は、そんな美味しいコーヒーを使った「珈琲バウム」。
生地にナカオのエスプレッソコーヒーを練り込んで焼き上げたバウムクーヘンに、ナカオの木炭焙煎珈琲を砕いて練り込んだチョコレートがコーティングされています。
柔らかなコーヒーの香りとふんわりの口当たりが特徴、上にかかった薄いチョコレートの所々に感じるコーヒーの香りがまた、いいアクセントになっていて、その細かいこだわりが美味しさを引き立てています。バウムクーヘン専門店顔負けのお味ですよ！
そして、どのアイテムも、その美味しさにたどり着く過程が楽しい。紙袋、大箱、その中に並んだ小箱、小袋……パッケージ全てが、型染め作家、関美穂子さんのデザインです。
なんとも印象的な色使いと模様、一度見たら忘れられないデザイン。
ちなみに型染め作家・関美穂子さんを知ったのは、今から十数年前、拙著『旅鞄いっぱいの京都・奈良』（エイ出版）の取材で、京都のある本屋さんを訪れた時のことでした。関さんの味わいあるデザインの絵柄が、スタンプや便箋などの文具としてお店に並んでいて、あまりに素敵だったのであれこれ大人買いしたのを今でも覚えています。
そんな関さんのデザインが、お菓子箱になっているなんて……と数年前、初めてNAKAOのお菓子を見て感激して以来、ずっとNAKAOのお菓子のファンなのです。
芸術鑑賞しながら、丁寧にゆっくり開いていく時間、お菓子箱ラバーには至福のひとときです。そして再利用したくなるしっかりとした箱、私は、一筆箋などの文具を入れて楽しんでいます。
NAKAOには様々なセットがあるのですが、最後にもう一つだけ。カステラとドリップバッグのセットもおすすめ。
NAKAO店主の堀江さんは長崎生まれでカステラへの想いは特別とのこと、甘さを抑えて卵などの素材の味を楽しめるレベルの高いお味になっています。コーヒーにぴったりの美味しさなので、このセットはまさにゴールデンコンビ。カステラはすでに１０切れにカットされているので、いただきやすいです。
今回は、「愛おしいおやつ、＋コーヒー」で、「NAKAO」のお菓子とコーヒーをご紹介しました！
「NAKAO」の心浮き立つパッケージ＆絶品スイーツと珈琲をご覧ください
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