40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。
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我が家のランチは、多分83%ぐらいパスタです。83って何だって感じですが、とにかくしょっちゅう、ほとんどパスタであるということを表しています。ここ最近の物価上昇を受け、少しパスタは控えねば……と思うのですが、どんな味にしても大抵失敗なく美味しく、かつ1品で済ませられるので、ついつい頼りにしちゃうんです。ソースはシンプルなものから和風まであれこれその日の気分で作りますが、オットの人が「これ美味しい!」と絶賛してくれ、「ではレシピにすべし〜」と試作を繰り返したのがこちら。
トマトクリームソースがベースなのですが、生クリームの代わりにクリームチーズ、そしてラム酒を加えるのが本レシピのミソ。とはいえ、生クリームがご自宅にあるようでしたら、そちらを使っていただいて全く問題ありません。お菓子作りをしない私はどうしても生クリームを余らせがちなので、自分的により使い勝手のいいクリームチーズを使いました(余ったらパンにつけたり、ディップにしたりもできるし)。
そしてラム酒は、ウォッカ・ア・ラ ・ペンネから着想してます。イタリア系アメリカ料理の代表とされる、ウォッカを入れたトマトクリームソース。最初その名前を聞いた時は「美味しそう〜、作りたい!」と思ったものの、蒸留酒があまり好きでないため、我が家にはウォッカがない……。辛うじてラム酒だけはあったので、それで試してみたらしっかりコクある味となり、「別にこれでいいじゃん」となりました。ホワイト・ラムでもゴールド・ラムでも、どちらでもOK。本場のペンネ・アラ・ウォッカを食べたことがないので果たしてこれが正しいのか分かりませんが、美味しければまあ、いいですよね!
あ、そしてパスタの量ですが、300gなので三人分としましたが、我が家はいつもこれで二人分です……。
ラム酒が決め手! ピリ辛トマトクリームパスタ
材料(三人分)
・ニンニク 1片
・チョリソー 80g
・オリーブオイル 大さじ2
・乾燥バジル、タイム、オレガノ 各ひとつまみ
・塩 ひとつまみ
・ピマンデスペレット(なければ胡椒)少々
・トマト水煮缶(400ml) 1缶
・ラム酒 80ml
・お好きな形のショートパスタ 300g
・クリームチーズ 大さじ2
・パルミジャーノ・レッジャーノ チーズ 20g
作り方
1 ニンニクはみじん切りにする。
2 チョリソーは薄皮を剥がして、ダイスにカットする。薄皮は捨てる。
3 フライパンを中弱火にかけ、オリーブオイルを加える。1のニンニクを入れ、香りが立つまで炒める。
4 3に2のチョリソーを加え、軽く火が通るまで炒め合わせる。
5 4を中火にし、乾燥バジル、タイム、オレガノ、塩、ピマンデスペレット、トマトの水煮缶を加えて混ぜ合わせ、時々混ぜながら5分ほど煮詰める。
6 5にラム酒を加え、アルコールを飛ばすようさらに煮詰める(私はトマト缶に入れて、トマトの水煮の残りを一緒にさらいつつ入れるのが好きです)。
7 6を煮詰めている間に、大鍋にたっぷりの水(分量外)を沸かし、塩(分量外)を加え、パスタを外袋表示通りに茹でる。
8 6にクリームチーズを加え、全体をよく混ぜ合わせる。
9 7のパスタが茹で上がったらザルにあげ、8に加え、パルミジャーノ・レッジャーノチーズを振り、全体をよく混ぜ合わせれば、出来上がり。
「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
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