「一番奥の席に座ってた?」BTS本の翻訳家&ARMYライターのラスベガス聖地レポ_img0
写真:REX/アフロ

BTS が5月15日(現地時間)にラスベガスで開催されるビルボード・ミュージック・アワードに6部門にノミネートされました。4月8日〜16日にはラスベガスにて4回にわたりコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS」が開催され、ラスベガスはBTSの聖地だらけ! と言っても過言ではありません。BTS関連書籍の翻訳を多数手がけるライター・翻訳家の桑畑優香さんによるラスベガス現地レポート、今回はBTSのメンバーゆかりの地をご案内します。彼らが訪れたなかには、ちょっと意外な場所も!

 


前編・中編はこちら
「BTSがライブ開催したラスベガスの街をジャック!現地に飛んだARMYライターが見たものは?」>>

「【BTSラスベガス現地レポ】「BTSのテーマパーク」と化した街に見た、音楽ビジネスの未来形」>>


RMがインスタ投稿し、一躍ARMYたちの聖地と化したアートスポット

BTSラスベガス公演がスタートする数日前、すでに現地入りしていたRMがInstagramに投稿し、一躍ARMYたちの聖地と化したのがカラフルなアート、セブン・マジック・マウンテンズです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「一番奥の席に座ってた?」BTS本の翻訳家&ARMYライターのラスベガス聖地レポ_img1
写真/筆者提供

ラスベガス市内から車で約30分。砂漠のような光景が続くなか、忽然とそびえ立つ岩が見えてきました。9~10メートルもの高さに積み上げられた大きな岩。BTSのメンバー数とも一致する7つのタワーを手がけたのは、ニューヨークで活動するスイス出身のUgo Rondioneさん。2次元絵画からインスタレーションまで、さまざまなメディアを活用するアーティストです。

ギャラリーや公共の広場といった空間の枠を超え、砂漠という場に設置されたセブン・マジック・マウンテンズについて、Ugo Rondioneさんは、砂漠の空間とその人間の歴史について考察するものとして、「人為的なものと自然なものの間の連続性と連帯性を引き出している」と語っています。

ちなみに、ロサンゼルスからラスベガスに向かう飛行機で窓の外をのぞいていたら、セブン・マジック・マウンテンズを上からキャッチ! 広大な自然の中にたたずむ様子がわかります。


現場に同行したUberの運転手さんは、「日没の時間が一番美しいよ」と教えてくれました。