基本的に「甘派」の私。ただ、このコーナーでもなんどか書かせていただきましたが、ベタっと甘くなり過ぎるのは、本意ではなくて。甘いと辛い、どちらかに分けるとしたら甘い、くらいを目指しています。
ただ、ベースが「甘好き」のため、単体で洋服を見ると、甘いデザインや甘い色のものに、ついつい手が伸びます。そんなアイテムたちをコーディネートするとき、少し前までは、「辛い」ものを足して、バランスを取るのが王道でしたが、ここ数年は、「スポーティ」という要素を足す選択肢も。最初は難しいかなぁと思ったけれど、取り入れてみると、甘さがマイナスされるだけでなく、着こなし全体が、軽やかに、そして断然今っぽく♡
例えば、この週末は、こんなコーディネートでした。
↑の写真だと分かりにくいのですが……(すみません!)。インナーは透け感のあるタートネックカットソーにチュールのスカート。色もトップスが限りなく白に近いグレー、スカートはピンクグレー。そう、フェミニン度100%な上下です。ここに、ポリエステル100%のシャカシャカとした素材のフードつきのマウンテンパーカをアウターとしてONしました。こうすると、ぐっと甘さが引き算されます。単体で見ると、かなりスポーティですが、丈がたっぷりと取られた大人仕様なので、きれいめアイテムと合わせても、チグハグにならないのです。
横から見るとこんな感じ。
襟がしっかり立つので、縦のラインが強調されるうえ、横顔も立体的に。また、「白」というのが、ちょっぴり新鮮。今回のようなニュアンスカラーONLYのコーディネートに合わせても、しっかり馴染んでくれますし、きれいめ&ほんのりモードに仕上がるかなって。白のアウターは汚れが気になるかもしれませんが、こちらは、自宅で洗えるのと、撥水加工も施されているので心配無用。これから訪れる梅雨時期にも活躍間違いナシです。
あとは、足元も、メンズライクなグルカサンダルを、スポーティに昇華したものを投入。
アッパーは、ガラスのような光沢のあるフェイクレザー。硬さがなく、足馴染みが良いのと、インソールもふわふわなので、どこまででも歩いていけそうな一足です。この日は素足でしたが、ソックス合わせもかわいいかなって。
いかがでしたか? 甘派にはハードルが高いと思われがちな「スポーティ」要素(アイテム)。いきなりアウターは難しくても、サンダルやキャップなど、小物から取り入れるのもオススメです。
鈴木亜矢子の最新コーデ
▼右にスワイプしてください▼
Comment