以前も書いたのですが、先日49歳の誕生日を迎え、「どんな50代を送りたいか」というのを改めて考えるようになりました。
同じ時期に、洋服を買いに行ってもピンと来るものに出会えず、「アラフィフって何を着ればいいんだろう……」とおしゃれ迷子にもなっていた私。
そんなときにデパートでみつけて久々にときめいたのが、sacaiのレース付きタイトスカート。
スカートなのにセンタープレスが入っていてまるでテーラードのような端正な表情と、デリケートなレース使い。この対比のバランスと、きりっとした女らしさにピンと来たのです。「これが似合うような50代になりたい」、と。
凛とした、強さ、モード、さりげない、センシュアル、繊細、女性らしさ、などなど、このスカートからは様々なキーワードが浮かんできて、それが私にインスピレーションをくれたのです。
こんな風に、一枚のワードローブから自分が目指す女性像をアップデートすること、ありませんか? 私は今まで結構あったんです。38歳のときに買ったステラ・マッカートニーの花柄のショートパンツや、43歳のときに買ったマメ クロゴウチの赤いプリーツスカートなどなど。人生で「変わりたい!」と思っているステージにあるとき、その背中を押してくれるような服に出会い、それが似合うような自分にちょっとだけ背伸びをすることで、その度に世界が変わって行った気がします。というと、何だか大袈裟に聞こえますが、洋服ってときにそれくらいのパワーを秘めているのですよね。
一時は敬遠していた黒を再び頻繁に着るようになったのも、このスカートとの出会いがきっかけ。おしゃれに着こなす自信がなくて何となく避けていたのですが、自分というキャラクターがしっかり成立するようになったアラフィフの今だからこそ、色に負けずに着られるような気がして。
実はそんなにまだ着る機会はないのですが、かなり気に入っているのでクローゼットの中にあるのを眺めるだけで、「がんばろう」とモチベーションをくれるし、ときめく服。こういうのを、「ステートメント・ピース」と呼ぶのかしら。
心も身体も思うように動かないときもあってしんどいミモレ世代を、こんなステートメント・ピースで乗り越えていけるといいな。
黒を着るときに必需品となっているのが、偶然にも買えたケイトのリップモンスターの5番。深みのあるレッドが表情にニュアンスを加えてくれ、黒に負けない、エッジの立った口元を作り出してくれます。ドラッグストアを見かけるたびに探しては、ようやく出会えた奇跡の一本。
最近のお気に入りビューティーアイテム
私は美容には疎いので、いつも周りの情報通の美容マニアたちのおすすめを
そのまま素直に買うようにしています。どれもハズレなしで、本当にありがたい……。最近のヒットは、トゥヴェールというブランドのレチノールと乳液。以前ホテルでBTSお泊まり会をした友人の肌があまりにピカピカだったので「一体何を使ってるの?」と聞いたところ、教えてくれたのがこちら。お値段もお手頃で、レチノールにしては刺激も少なく、敏感肌寄りの私でもトラブルなく使えています。夜、すべてのアイテムのいちばん最後に塗ったあと、その上からスリーのオイルを重ねていますが、翌朝の肌はツルツル、すべすべの触り心地に。「30過ぎたらレチノール」が美容マニアの間では常識だそうですが、知らなかった……。
乳液も、保湿力が高くて、コスパ良し。このセット、かなりおすすめです! レチノールは濃度が2種類あるのですが、私は弱いものからスタートして、強い方はまだ未体験。
もうひとつは、ミルボンが出しているサロン専用ヘアケアブランド、オージュアのエクスシールド リフレクトセラム。これはカリスマエスティシャンの村木宏衣さんに教えてもらったアイテム。こちら、空気中の花粉やPM2.5から髪の毛を守ってくれる効果があるそう。紫外線だけでなく、大気の汚染物質によっても髪の毛が痛むって、初めて知りました。花粉の時期に髪の毛も痛むなあと思っていたのですが、これをつけるようになってからダメージが気にならず、いい感じを保ったまま髪を伸ばせている気がします。
金木犀の香りもお気に入りポイント。さりげなくふわっといい香り♡ つけ心地はヘアオイルとヘアバームの中間のような感じで軽いので、私はスタイリング剤を使わずこれだけで済ませることも。髪にツヤ感が出て、ほどよくまとまります。
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