パリ在住のミモレブロガー大熊洋子さんが、端境期の救世主アイテムを紹介します。

 

カンヌ映画祭が華々しく幕を閉じ、全仏オープンテニスに熱狂した後には、パリにファッションウイーク(パリコレ)がやってくる。極め付けは夏至の日の音楽祭。

 

この一連の流れが作り出す、街に溢れるエネルギーを、実に三年ぶりに肌で感じ、喜びを噛み締めている今日この頃。

残念ながらお天気の方はというと、実にハッキリしない。折り畳み傘をバッグに忍ばせる毎日は、日本の梅雨時を思わせる。

晴れるんだか曇るんだか、はたまた雨⁉ ハッキリしてちょうだいな! とでも言いたくなる様なこの曖昧な天候に「何を着たら良いのか分からない」と頭を掻きむしりたくなる事もしばしば。

 

そんな時の神頼み、私の正解一択はマディソンブルーのハンプトンシャツ。色違いで何枚か持っているのだが、ベージュのパールシャツは、ブティックがまだ目黒にあった頃の初期の作品。袖のまくり方を、店長の坂本さん直々に伝授いただいた思い出。あれれ? 写真のHirokoさん、うまく出来ているかしら。

ここではお馴染みの、モモニの柄パンツに足元はピエールアルディの派手スニーカーを合わせて。こういう紋切形をいくつか持っていると良いのよね。

 

あ、急に青空。午後は暑くなりそうだな。
 

大熊洋子さんの最新ルック
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