HOW TO STYLE
ナチュラル系ボブはレザーを使ってレングスをカット
レングスを15センチほどカットして軽やかなボブスタイルにしていきます。
「はさみではなくレザーを使います。これにより、裾側がパツンとなり過ぎず、ちょうどいい感じに抜け感が生まれます」と吉田さん。対馬さんの童顔の顔立ちを生かした、ナチュラルなデザインを目指します。
毛先の中間部分にははさみを使って毛量を調整
頭の丸みを計算しながら、重さの残る中間から毛先を中心にスライドカットで削っていきます。「もう少し短くてもお似合いかと思いますが、まずは顎上ラインのボブにして、徐々にショートにしていくと色々なデザインが楽しめますよ」(吉田さん)
仕上がりはこちら!
レザーカットによる、程よく軽やかなボブに変身した対馬さん。
「今まで重い印象だったのに、指通りもスルッと軽く、新鮮です!」と喜びます。
担当の吉田さんによると、クセがあってまとまりにくい髪質の人にレザーカットは最適だそう。
「クセは毛先側に出やすいのが特徴。はさみで削ぐだけだと、そのままうねりが残りやすいんです。レザーなら収まりもよく、頭の形に沿う自然な丸みが生まれますよ」
軽やかな質感を表現するため、スタイリングはヘアバターを中間から毛先に塗布。涼し気で清潔感のある、大人可愛いボブに仕上がりました。
Side&Back
毛先をパツンと揃えず、あえて不均一にすることでショートスタイル風の印象にもスタイリングしやすいのが特徴。首を自然にカバーする丸みも、柔らかな髪質にマッチしています。
ここが隠し技!
前髪からサイドの角をつなげて
女らしい表情を引き出す
前髪とサイドの間がパカッと割れやすいという対馬さんのため、ラウンドしながらつなげるイメージでカットしました。こうすると、髪が動いても割れにくく、見た目の印象もほんのりフェミニンに傾きます。
毛先側に軽さを加えたナチュラルボブは、ハンドブローでも簡単にフォルムが決まるスタイル。子育て中もおしゃれママでいたい対馬さん。再現性の高いボブで夏のおしゃれも楽しめそうです。
【スナップ】髪を切ってきれいになった女性たちのビフォーアフター!
▼右にスワイプしてください▼
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「失敗しない40代のショートヘア。2022年「5つの鉄則」を意識すればもっと素敵に!」>>
- 1
- 2
Comment