毎週木曜日に公開されている連載『小柄で平凡なスタイリストの普通の日のおしゃれ』も大人気のスタイリスト佐藤佳菜子さん。今回は、身体を美しく見せたり、コンプレックスを上手にカバーするためのテクニックや、夏から早秋まで着られるおすすめのトップスについて伺いました。
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自分の体をきれいに見せる服の選び方とは?
「服で『着痩せ』という話をよく耳にしますが、私はこの言葉があまり好きではありません。『服でラクして数キロ痩せて見えたい!』というのは、確かに多くの人が願っているかもしれません。でも、着るだけで“激痩せ”して見える“魔法のような服”は、残念ながらまだ世の中にはございません(笑)。
そんな夢のような服を頑張って探すよりも、エクササイズなどを行って、自分の身体で気になる部分を引き締める方がずっと効率的だし、理にかなっていると思うんです。
しかし、服を使って現状のボディラインをきれいに見せたり、気になる部分を自然にカバーする方法はあります。服で太って見えるなんてことは、私も絶対に避けたいですから。
たとえば服自体がもつ、きれいなラインに体をそのまま預けてみたり、ワイドパンツのように体の気になるラインを拾わないデザインのものを取り入れてみる。そうすれば着痩せに躍起にならずとも、今の自分がもっと素敵に見えるのではないかと思っています。今回ご紹介するアイテムは、そのメソッドに沿った2種のトップスです」
おすすめアイテム①
二の腕を自然にカバーする「ショルダーパット付きトップス」
トップス/ザラ スカート/ロンハーマン キャップ/アッパーハイツ バッグ/昔に買ったラドロー 靴/ザロウ
「1つ目は、肩のラインにパットが入ったデザインノースリーブです。肩からストンと一直線になるシルエットがポイント。ノースリーブが苦手という方もいらっしゃいますが、これは、肩のラインから二の腕の内側部分が上手に隠れて見えるので、腕がすっきり見えるんです。
コーディネートも、トップスの直線感を活かしてIラインのロングスカートを選びました。パンツでも、フレアに広がるものではなくシャープなシルエットのものを合わせると、よりモダンで、スタイルアップした着こなしができます」
「直線や角度」を取り入れるのがポイント!
「ショルダーパットがあることによって、年齢を重ねるたびに気になる肩の肉感や丸みを拾わずに、程よい角度や直線を両サイドに作ってくれます」
スタイリスト佐藤佳菜子さんに学ぶ「夏ファッションのコツ」
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