疲れた心を癒してくれる、ほのぼのとしたクッキー
「ベルン」は1965年、日本で初めてチョコレートがけのミルフィユを作った洋菓子店。多くの百貨店をはじめ、羽田空港や成田空港にも店舗を持つ、大御所洋菓子店ですが、推しは手土産の鉄板“ミルフィユ”ではなく、隠れた名品である“世界のお菓子コレクション”。
焼き菓子が描かれた紙袋の中には、現地のレシピを再現して作られた焼き菓子が入っているのですが、これがなんとも素朴でかわいらしい! ヨーロッパの片田舎のケーキ屋さんで売られていそうなクッキーだと思いませんか。おしゃれなお菓子もいいのですが、あまりに最先端でとんがりすぎたデザインのお菓子は、見ているだけで疲れてしまうときがあるんですよね……そんなとき、「ベルン」の素朴で、どこかほのぼのとしたお菓子はすごく安心するんです。
英国の“ベーカリー王朝”の一族が作るショートブレッド・ビスケット
「ショートブレッドハウス オブ エディンバラ」は、英国ビスケット協会の会長であるレイン卿を父に持つアンソニー・レイン氏が1989年に創業したビスケットメーカー。日本での知名度はまだあまりありませんが、1度食べればとりこになること間違いなし! 最近ではじわじわとファンが増えてきており、某有名俳優さんが気に入って大量買いしたという逸話もあるほど。日本では日本橋三越のデパ地下で取り扱いがあります。
アザミが描かれた缶や、ライフスタイルデザイナーであるサラ・ミラー氏がデザインした缶に入った商品が有名ですが、普段のおやつであれば箱入りがおすすめ。この“スポルティングボックス”はスポーツをテーマにしたパッケージで、ノーマルなショートブレッドはゴルフの絵が描かれています。他のフレーバーはまた違ったスポーツを楽しむ姿が描かれているんですよ。英国らしい、ちょっとシュールな絵のところもいいですよね!
いかがでしたか。デパ地下でおやつというと「お値段の張るものばかりでは!?」と思ってしまうかもしれませんが、パトロールすると手ごろなお値段のものが見つかります。ポイントはショーケースの中ではなく、ショーケースの上をチェックすること! ショーケースの上やレジカウンターのそばの小さな棚に、必ず買いやすい値段のものが揃っています。ちょっといいおやつが食べたいときは、ぜひそこをチェックしてみてください。
すべて1080円以下! プロがすすめるデパ地下名品プチプラおやつ
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構成/佐野倫子
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