5【プロが選んだ殿堂入りコスメ】大人メイクは“影と血色”を味方につける！愛用「ポイントメイクアイテム」を水野未和子さんが厳選！

やっと出合えた！　濡れたような
光沢感のハイライター

「海外を拠点にメイクをしていた際、こういった濡れたような光沢感のあるハイライターをよく使用していたのですが、日本ではドンピシャなアイテムがなかったので、３年ほど前に＜ボーム エサンシエル＞が発売された時は、『やっと出てきた！』という感じで嬉しかったですね。以来、こういったスティックタイプのハイライターが増えて、色々と使ってみましたがやっぱりこれが好き。頬はもちろん、鎖骨に塗ったり、ファンデーションと混ぜたりと、現場でも出番がとても多いです。特にこの『スカルプティング』という色は、白くならずに肌になじんでツヤだけのせることができる絶妙なカラー。大人はどうしても目尻外側や頬骨の一番高い位置にちりめんジワができやすいのですが、ここにハイライトを塗れば、みずみずしい質感でつけていて心地よく、かつ、ツヤと光のエフェクトでちりめんジワを飛ばすことができるので一石二鳥ですよね」

血色を含んだ自然な
影色としていい仕事をします

「SUQQUのシングルアイシャドウ01は＜影色＞という名前がついているのですが、まさにトレンドに左右されない普遍的なカラー。ディファインメイクに大切な立体感や奥行き感を表現するのにも重宝します。影というと、黒とかグレーといったイメージがあるかもしれませんが、肌がもつ血色の延長で、骨格に応じて影になる……特に撮影のときにはこのマットな夕焼けのようなオレンジが、影になりすまし本当にいい仕事をしてくれるんです。もちろんアイシャドウとしてこのカラーを楽しんでもよいのですが、ベースとして目元に仕込んでおく、という使い方をすることも多いですね。本当にメイクに欠かせないので、常に２つは持っています」

色も質感もイメージ通り。
実はありそうでなかった１本

「特にリップカラーは次々に最新のものを……となりがちですが、今でも現場で使っているのがこの＜シュウ ウエムラ＞AM BG 963のリップ。一見するとレンガ色で流行りのカラーなので、他でもたくさんありそうですが、なんとなく質感のイメージが違っていたりでうまくハマらない場合が多いんです。そんな中、色×質感の好みを両方満たした貴重なリップがこれ。色番を見るとBGなので、本来ベージュのカテゴリなのですが、ベージュでもあるが、赤でもオレンジでもある、すべてをコンバインしたようなカラーだと思います。赤リップだと強すぎるけど、ベージュリップだとちょっと寂しいし顔色が悪く見えそう、そんなジレンマから解放してくれるちょうどよさ。パンチが効きすぎず、でもおとなしすぎず、顔色の良さもトレンド感も満たす、濃いだいだい色かな。シュウ ウエムラのリップはとにかくカラーバリエーションが豊富ですが、逆にたくさんあって選べない！という方は、とりあえずこちらがおすすめですよ」

本来、ポイントメイクアイテムは、トレンドが反映されるため、リピートしづらいアイテム。にも関わらず、これからも水野さんがリピートして使いたい普遍的な名品、ぜひチェックを！

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