【LESSON2】
くすみに見せない大人のスモーキーカラーづかい
「30歳手前まで柔道を続けていたなんて、本当に尊敬!」と、メイク中、吉澤さんのスポーツ歴に関心しっぱなしだったイガリさん。
というのも、イガリさん自身も実は、学生時代は剣道で大きな大会での入賞経験などがあるそう。武道のキツさを知っているが故、吉澤さんの芯の強さに魅力を感じたようでした。
そこで、今回のメイクのポイントにしたのが、目元。
「肌もヘルシーな色味なので、スモーキーなアイシャドウがすごく似合うと思いました。ただ、大人がスモーキーカラーを使う時は、ただのくすみになってしまう可能性もある。それを避けるため、赤みのあるアイシャドウと組み合わせました」
ポイントは②の赤みカラー。締め色となるくすみカラーの前になじませておくことで、目元がヘンに凹んで見えたりするのを防げます。
【LESSON3】
大人の囲み目は基本ブラウン、目尻だけブラックで
今回のアイメイクのもうひとつのポイントが、ぐるっと囲んだアイラインテク。
「フルラインで囲むときには、黒だと強すぎてしまうため、ブラウンがおすすめ」(イガリさん)。
今回は、メイク全体として強さを出すため、目尻部分だけ黒のライナーにスイッチして目尻を数ミリ伸ばすように描いています。
LESSON4
顔の凹凸感をあえて引き出す頬骨onチーク
力強いアイメイクに合わせるためにチークは骨格を意識。
「今回は、メリハリのあるメイクに仕上げたかったのでチークボーンの上にチークを馴染ませました」とイガリさん。
頬骨部分に色をのせることで、骨の下の凹みが自然な影になり、顔立ちに凹凸感が生まれるのを狙っているのだそう! ポイントは、肌に溶け込むようなベージュカラーをセレクトすること。そうすることで骨下の凹みが目立ちすぎることなく、自然な影になってくれるのです。メリハリはあるけれど、いかにも! な立体感に転びすぎないテクニックです。
FINISH!
女性らしさと凛とした強さが宿るゴージャスメイクに!
次回は、吉澤さんの2ルック目をお届けします。
【写真】家業を継ぐべく修行中のアラフォー元アスリートがメイクでゴージャス&優しげに変身!使用コスメの一覧も
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撮影/萩原麻李(モデル)、金栄珠(物)
ヘアメイク/イガリシノブ(ビュートリアム) スタイリスト/平田雅子
構成・文/畑中美香
前回記事「赤みを使って可愛さを引き出す!赤リップ使いの新提案」はこちら>>
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