吉沢亮も玉森裕太も前田郷敦も……


泣くイケメンが話題となっているのは『silent』だけではありません。国宝級イケメン・吉沢亮が小児科医を演じている月9『PICU 小児集中治療室』も、彼の泣きの演技が注目を集めています。実際吉沢亮は、「こんな医者がいたらどうなの!?」と不安になるくらい、毎回患者やその家族に感情移入をしてよく泣きます。そして同僚の女医(木村文乃)に叱られる……。

この“泣くイケメンと強い女性”という構図は、『silent』においても見られます。過去を引きずる想に対して、紬の涙は乾くのが早かった。ひどいフラれ方をしたことは綺麗さっぱり忘れて、また想と友達として付き合っていくために手話を習い始めるなど、どんどん前へ進んでいきます。これは決して「物語の中のキャラクターだから」というわけでもないはず。なぜならドラマというのは、大なり小なりその時代の風潮や市場のニーズを反映しているものだからだと思うからです。