仕事や家事の合間に飲む1杯の温かいお茶は、私たちをほっとさせてくれます。お茶の時間は本当に大切。でも、つい身近なコーヒーや紅茶を飲んでしまいますよね。そこで今回は、ちょっと目先を変えて、おいしい台湾茶と日本茶をご紹介させてください。

 

無農薬の茶葉を使用。これ以上ないまろやかさが魅力

ゼニーク(クチナシ烏龍茶・木犀烏龍茶・台湾茶)各¥1058(税込)※筆者はスーパーマーケット「ビオラル」で購入

台湾では「小茶栽堂」の名前で展開している、お茶のブランド。無農薬・無化学肥料で育てられた茶葉は、30時間以上かけて自然な香りを抽出。無香料なのに、その香りの高さには驚きます。そして飲み心地のまろやかさ。お茶がとろりとしているのです。そして無添加なのにその味わいの深さ……自然が生み出すおいしさとはまさに染みるようなおいしさなんですよね。
アジア圏だけでなく、美食の国・フランスでもこのおいしさは評価されており、2018年にはフランスAVPA世界茶葉大賞にて、清香烏龍茶・黒烏龍茶・金萱烏龍茶の3種が銀賞・銅賞・特別賞を受賞しています。
そして、このお茶に関しては“何かに合わせて飲む”ことはあまりしません。お茶だけを楽しむようにしています。また、ダイエット茶ではないのですが、ダイエット中に飲むとあの特有の“食べたい~!”というイラついて気持ちが癒されて、暴食を抑えられるんです。(※個人の感想です)
 

●クチナシ烏龍茶
新鮮なクチナシの花と茶葉を交互に重ね、じっくり時間をかけて丁寧に香り付けされたお茶。初めに甘くさわやかな花の香りが口に広がり、まろやかな後味が特徴。

●木犀烏龍茶
ナチュラルで新鮮な木犀と烏龍茶のブレンド。木犀の香りをしっかりと感じながらも、優しい味わい。

●台湾茶
アッサムティーをベースにした台湾の伝統的なブラックティー。飲めば豊かな麦の香りが広がる。クセがなく、麦の甘さとなめらかな口当たりが特徴。
 

 

そしてこのパッケージの華やかで美しいこと! ちょっとしたギフトとしても使っています。
日本での取り扱いは2020年から。当時はあまり取り扱っているお店がなく、あちこち探してやっと見つけては買って大切に飲む、という感じでしたが、現在は「ディーン&デルーカ」や「ビオラル」で通年取り扱っているので、入手しやすくなりました。
 

普段飲みには、500円前後で買える「久順銘茶」シリーズ

久順銘茶 台湾烏龍茶 凍頂烏龍茶¥486、東方美人茶¥647、四季春茶¥539(すべて税込)※著者は「成城石井」で購入

台湾茶は茶葉の種類も風味も豊富ですから、「久順銘茶」シリーズも全部で10種類あります。もちろん値段の幅もあるのですが、手ごろな値段で、かつ飲みやすい3種類をピックアップしました。

●凍頂烏龍茶・四季春茶
渋みと甘味のバランスがよく、どちらもすっきりと飲めるタイプ。凍頂烏龍茶は台湾を代表する三大烏龍茶の1つで、「四季春茶」ほど花の香りがしたいので、食事に合わせてもいい。四季春茶は蘭のような香りが特徴。食事に合わせるよりもティータイム向き。

●東方美人茶
こちらも台湾三大烏龍茶の1つ。上記2つのお茶に比べると、香りが強く、飲み心地がまろやかなタイプ。リラックスタイムにおすすめのお茶。
 

食事にケーキに和菓子に。何にでも合うほうじ茶

丸八製茶場 加賀棒茶 ほうじたて¥540(税込)※著者は百貨店で購入

石川県加賀市にある「丸八製茶場」。昭和天皇に献上されたことからすっかり有名になった「献上加賀棒茶」を作り出した製茶場です。
ここの棒茶は本当に香りが高く、いつ飲んでもおいしい。私ももう20年以上愛飲しています。この「ほうじたて」は「献上加賀棒茶」よりもお値段が安く、ワンコイン価格。これなら庶民の私にも買えます(笑)。食事はもちろんのこと、ケーキにも和菓子にもおせんべいにも合いますから、“常備茶”としておすすめです。


紅茶大国・英国に負けないくらい、お茶大国である日本。これだけいいお茶が多種多様・身近に楽しめるのも、日本ならではだと思います。ぜひおいしいお茶を堪能してみませんか。
 

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構成/佐野倫子
 


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