40、50代の女性の「人生を変えた出来事」。好転させられる人ができていること

人生には3つの坂があり、「上り坂」「下り坂」、そして「まさか」だ、なんて言われるように、予想もしない出来事で人生が180度変わってしまうこともあります。
40、50代の女性は、今までどんな出来事を通して、人生を変えていったのでしょうか。

あなたの人生を変えた出来事は？

40、50代の女性が多いmi-mollet（ミモレ）読者に、「あなたの人生を変えた出来事を教えてください」とアンケートをとったところ、さまざまな回答をいただきました。
そこには、主に8つの傾向がありました。
 

あなたの人生を変えた出来事1：夢中になれるものとの出合い

・PC、インターネットとの出合いによって、「これを仕事にしたい」と思い、デジタルの世界に方向転換しました。
・スポーツを始めたことによって、暇さえあれば、公園で練習に励むようになり、人生が変わりました。
・パンを作るようになったら、日常が楽しくなった。
・富士山を登り、何事もできると思えるほどの自信が持てるようになった。
など。

「好きなことを見つけ、行動に移す」と人生が変わります。大好きな趣味がある人にとって、その趣味に出合う前と後では、幸福度が大きく違うでしょう。
それくらい「夢中になれるもの」というのは、人生において重要なものです。

好奇心を持って、いつもアンテナを広げている人は、自分に合ったものを見つけられやすいです。幸せになりたければ、日頃から「“好きなものに出合いやすい人”になっておくこと」、そして、「すぐに行動に移せるようになっておくこと」を心がけておくといいかもしれません。
 

あなたの人生を変えた出来事2：海外生活での発見

・フランスで生活をしていたとき、「言いたいことは口に出さないと伝わらないこと」を学び、ハッキリ言うようになった。
・オーストラリアに住んだときに、「周りからどう思われるのかではなく、自分が着たいもの、持ちたいもの、好みのものを選択する価値観」を学んだ。
・仕事で海外駐在を経験し、色々な固定観念をそぎ落として、「本当に自分に必要なもの」を知るきっかけになった。
など。

海外に行くことで、自分が無意識に抱いていた「日本人ならではの価値観」に気づく人は多いです。
その価値観自体は悪いものではなくても、長所は度を過ぎると短所になりやすいので、たとえば、日本人の「調和の思い」が過剰になると、「同調圧力を生む」ことになってしまったり、「慎ましやかさ、謙虚さ」がいき過ぎると、「自分の思いを押し殺す」ことにつながってしまったりすることもあります。
海外の価値観に触れることで、「いいバランスを取り戻す」きっかけになることはあるかもしれません。
 

あなたの人生を変えた出来事3：仕事の変化

・派遣社員だったが、MBAを取得し、念願だった外資系化粧品会社で働けるようになった。
・アクセサリーコンテストでグランプリを受賞し、事業が発展した。
など。

社会人は、１日７時間以上の時間を仕事に費やしていることが多いので、転職をしたり、異動があったりすると、１日の過ごし方も随分変わってきます。
それだけの時間を仕事に費やしているのだから、できることなら、自分が心から打ちこみたいと思えるような仕事をしたほうが、幸せですよね。

私自身は、会社員からライター＆コラムニストに転身して、ようやく「自分に合った人生を歩んでいる」と感じられるようになりました。さらに、自分に与えられている役割を認識し、この世界に役立てるようになりたいと考えるようになりました。
人は天職を見つけられると、仕事がもっと楽しくなり、自分らしく生きられるようになるのかもしれません。

もちろん人生の変化は、仕事だけではありません。プライベートでの出会い、出来事によって、大きく変わります。それについては、次のページで紹介します。
 

次ページ▶︎ プライベートでの「人生を変える出来事」とは？

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