2022年の最終日、大晦日ですね。
読者の皆さま、今年も本当にありがとうございました。
1年を振り返りつつ、今年は編集者としてたくさんのチャレンジをさせてもらえた1年だったように思います。編集者の大きなやりがいの1つは、読者の方へ著者の魅力や新しい価値観をおつなぎする橋渡し。

まだ表に現れていない、もしかしたら著者ご自身も自覚されていない能力・魅力と、読者の方が潜在的にその著者に惹かれているポイントを、新しい接点として具現化できたら!と臨んだ2022年でした。

すべては、mi-molletという「読み手として経験値の高い読者の方のフィードバックをタイムラグなく受け取れる場」で、編集業に携われているからだなと心から感謝しています。

【松本千登世さんの文筆の魅力を“見るエッセイ”として】

美容業界の第一線で活躍されるエディターであると同時に、美容エッセイの名手でもある松本さん。松本さんのエッセイが持つ清涼な空気感を、読むことだけでなく、動画でも感じることができるのでは?  インスタライブ という機能が生まれたときにそう感じました。インスタライブ を“見るエッセイ”として感じていただけるよう企画構成し、2ヶ月に一度お届けしています。読者の方からも「見るエッセイって、確かに!」という感想もいただけるようになり、とても嬉しく思います。
 


【占星術家Keikoさんのキャラクターアンバサダー 、バーチャルKeiko先生!】

占星術家Keikoさんの担当をして気がつけば、もう7年……(びっくり)。 インスタライブや打ち合わせを通して、非常にユーモアのセンスがある方だとわかってきて、読者の方の反応がそのユーモアポイントで非常に良かったりするんです。雰囲気や容貌もキャラクター的なところをお持ちで、2020年から構想を練っており、ようやく形に! リアルKeikoさんとバーチャルKeiko先生の対談がこれまた、ユーモア炸裂のダイアローグだと、パワーウィッシュアカデミーの会員さんからとても好評なのもありがたく。来年はもっと動くキャラクターにしたいと思っています!
「Keiko’s パワーウィッシュアカデミー」で新月と満月にお送りしているパワーウィッシュリチュアル動画も、会員の皆さまからのリクエストに応えて、プログラムを定期的にバリューアップしていってます。やはり、そこはKeikoさんご自身の「会員の皆さんのリクエストにはできる限り応えたい」という熱意がベースになっています。


【齋藤薫さんの叡智が炸裂! 皇室記事はストーリーズで!】

読者の皆さまからの反響もいつも高い齋藤薫さんの連載。まるで美の教養とも呼びたいエッセイですが、ご自身が皇室ウォッチャーとおっしゃるだけあって、エリザベス女王の記事はとりわけ熱量が高かったです。中でも、私が驚いたのは、「エリザベス女王にとって自身の子どもたちより、妹の結婚の失敗に心を痛めたのではないか」、という打ち震える洞察。これはもう、ぜひ読んでいただきたくて、ストーリーズをアップしました。なんと今年mi-molletストーリーズの中で最高値のクリック数! 読者の方に、著者の魅力が伝わり、共有させていただけることが編集者として最高のやりがいと幸せだと改めて思った瞬間でした。
 
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