日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。

今日ご紹介するのは、本連載では初の恋バナ? 恋愛に関するモヤモヤエピソードです。

 


6年振りに彼氏ができました!でも…


エピソードをお寄せくださったのは、おいしいお店を食べ歩くのが趣味だというサキさん(42歳・会社員)。

20代の頃に結婚・離婚を経験。30代半ばまではせっせと恋愛していましたが、アラフォーになってからさっぱり縁がなくなりました。仕事に趣味に充実しており、もう結婚願望はありません。でも、コロナ渦で一人暮らしの寂しさを痛感したので、友人に紹介をお願いしたり飲み会に積極的に参加したり……。そしてついに2か月前、彼氏ができました!

出会いはマッチングアプリ。登録当初は、自分からアタックしても反応がない、ちょっとやりとりしても続かないなど、「やっぱり40代女性には難しいのかな……」とへこんでしまいましたが、おいしいご飯やさんの話で盛り上がった人と会ってみることに。食の好み・お互い結婚願望がないという共通点で意気投合し、交際することになりました。

彼は12歳年下の30歳。仕事人間で結婚にも興味がないけれど、一緒に食べたり飲んだりを楽しめるパートナーがほしかったそうです。達観しているタイプなので話をしていても歳の差はそんなに感じません。恋人同士というより友達に近いような気もしますが、ベタベタするのが苦手な私にとっては居心地よい関係です。

しかしまだ、友人たちに彼氏のことを言えないでいます。彼のことを話したくてたまらないのに、「え、アプリ?」「12歳も年下なんて、遊ばれてるんじゃないの?」という顔をされたら……と思うとためらってしまって。学生時代の彼氏と結婚して子どもがいて、というタイプの友人が多いので、理解してもらえないのではと不安です。

 


アプリ恋活も年齢差も、今どきっぽい素敵な関係


サキさん、おめでとうございます! 自分から動いて、努力して見つけた気の合う恋人。そのプロセスも含めてとても素敵なパートナーシップだなと思いました。

マッチングアプリを使った恋活・婚活は、一昔前に比べて格段に一般化してきているように感じます。「アプリで出会ったんだ~」とオープンにする人も増えてきていますよね。しかし、特に一定年齢以上の人にとってはまだまだ抵抗や不安を感じる出会い方なのかもしれません。おそらくアプリを使ったことがないであろうサキさんのご友人にどんな受け取られ方をするのか……、サキさんが不安に思う気持ちもよく分かります。

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【漫画】アプリで出会った年下彼氏、友達に言える?言えない?
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