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ハンドケアの正しい方法。老けて見える手肌が一回で劇的に変わる!【美容家・瀬戸口めぐみ】

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今まではそれほど感じていなかったのに、一度気になり始めたら止まらないのがパーツケア。「年齢を重ねると、手のかさつきやシミ・しわなどのエイジングサインが気になりますよね。40代以降は手肌のケアをすることを忘れないで」と美容家の瀬戸口めぐみさん。今回は、特に年齢が出やすい手の悩みに応えたマッサージメソッドを教えてもらいました。

 

瀬戸口めぐみさん/美容家
自然派化粧品ブランドで28年間ブランドディレクターを務める傍ら、エステティシャンとしても活躍し、国内外のセレブリティを顧客に持つ。また、述べ1万人以上の施術を経て独自で開発した「手美容」メソッドは、その即効性から撮影直前に訪れる女優たちの間でも評判に。多くのメイクアップアーティストにマッサージの技術指導も行っている。 2021年秋に独立し、現在は紹介制プライベートサロンを運営。2022年11月にリリースしたセルフマッサージメソッド『老化筋ほぐし』(小学館)は業界内外で話題に。

 

前回の記事はこちら
40代の乾燥肌におすすめのオイル美容液5選!エイジング肌に効果が出る塗り方を伝授します【瀬戸口めぐみ】>>

 


職業柄、手のかさつきはご法度! エステシャンが毎日おこなうケア法とは?

 

エステシャンという職業柄、顔や体に触れる手のケアは徹底していると瀬戸口さん。
「お客様の顔に触れるエステシャンの手がカサついているなんて言語道断。爪や甘皮、指の関節までしっかりケアしています。といっても普段やっていることといえばとても簡単で、保湿とマッサージのみ。大事なのはこれを毎日おこなうこと。手を柔らかく、そして巡りを良くすれば指先の感覚がより高くなります。お客様の肌の変化にも気づくことができるし、一石二鳥なんです」(瀬戸口さん)。
そこで瀬戸口さんが毎日おこなっているハンドマッサージを紹介。「指先から手首・腕までのハンドケアと爪や甘皮などを柔らかくするマッサージをそれぞれ紹介します。血行も良くなり、透明感が出ます」(瀬戸口さん)。
 

いきいきとしたなめらかな手肌へ。エステシャン直伝ハンドケア

 

① 適量はパール大ひとつくらい。「これ以上の量を使うと手がベタベタしてお手入れが面倒になってしまうから。この量でもしっかり保湿できます」(瀬戸口さん)。
 

 

② 手の甲を擦り合せてまんべんなくなじませて。
「ポイントは手のひらにクリームをのせないこと。まずは手の甲にクリームを塗ってなじませた後、残ったクリームで手のひらを塗るとベタつき感が全然違います。手の乾燥やくすみ・シワなどの悩みは手の甲に集中しがち。まずは手の甲からケアするのが正解なんですよ」(瀬戸口さん)。
 

 

③ 手のひら全体を使って、指先から手首に向かってすーっとなじませて。
「巡りを良くするために先端から体の中心に向かって一方通行になでるようにすると透明感がでます。このマッサージは乾燥対策のほか、関節や手の甲のしわ伸ばしにも効果的なんですよ」(瀬戸口さん)。
 

爪や甘皮がふっくら! ネイル要らずの指先がきれいに見えるマッサージ法

 

① オイルを指先・甘皮のUの字に沿ってなじませた後、親指でぐーっと圧をかける。
「爪や甘皮の部分に圧をかけてください。かなり強く押してもOK。これをすると指先がポカポカ温かくなるので冷え性の人には特におすすめ」(瀬戸口さん)。

 

② 指の両端をつまむようにして持ち、キュッキュと押す。
「爪の色がピンク色に変わり、ネイルも要らないくらい。手の甲も透明感が出てエイジングケアに効果的なマッサージ。日常的におこなうとさらに効果が現れます」(瀬戸口さん)。
 

Q:手荒れの乾燥が気になる時はクリームとオイルを両方使ってもいい?


A:乾燥が気になる時はクリームとオイルのダブル使いしてください。その時はオイル・クリームの順で重ね付けするとベタつきが軽減できます。

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