エリザベス女王に学ぶ、ロイヤル伝統のグローブのつけ方

 

1961年、ジョンFケネディ大統領とジャクリーン夫人を迎え、バッキンガムパレスで、公式晩餐会が開催。写真:Mary Evans Picture Library/アフロ

最後はやはりこの方、エリザベス女王です。
基本、公務では常に着用されていたほど、グローブは女王にとってのマストアイテムで、TPOに合わせて、長さを変えられて愛用。
通常公務でコートなどをお召しの際には、手のくるぶしが充分に隠れる長さのものを。そして、イブニングドレスに合わせるものはやはり、最長のオペラ・グローブです。

 

これは1961年、当時の大統領ジョン・F・ケネディとジャクリーン夫妻をお迎えし、バッキンガムパレスで晩餐会が開かれた際のお姿です。

上品なローズカラーのチュールドレスをお召しになった女王の腕には、定番の白いオペラグローブが。お隣のジャッキー夫人も同様に、生成りのオペラグローブをお着けになっています。
当時を代表するモードなドレスを着用のお洒落ファーストレディーと、英国王室を率いる若き女王の2ショットは、とても貴重かつ興味深いですね。

ダイアナ元妃も、エリザベス女王、更にはファーストレディーも含めて、皆様のオペラグローブの着け方は同様に、ドレスと腕&肩の出し方が品良く、当然のごとくお見事です。

もし私たちにも機会があれば見習い、そして恐らくはキャサリン妃も参考にされつつ、今後更なる素敵なドレス姿を見せられるでしょう。
 


構成/高橋香奈子
 

 


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