ボリューム感のあるドラマチックな「フレアスカート」も「黒」で「透ける」素材ならトゥーマッチにならない!

初夏も人気の「甘ブラウス」「華やぎスカート」。40~50代が恥ずかしさを感じずに着るコツは? _img2
 

ワンピース¥23980/ネイヴ  カーディガン¥52800/デパリエ(デパリエ ニュウマン新宿店) ピアス¥13200/アフェクト  ブレスレット¥15400/アドーア  バッグ¥63800/ヘリュー(エスケーパーズオンライン) シューズ¥31900/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

松井:フレアスカートは黒で、さらにシアーな素材感なのね。ボリュームがあってもドラマティック過ぎず、これならスカートの甘さに慣れない人にもよさそう!

斉藤:黒のパンツでもシアー素材をおすすめしたけれど、夏にシアー素材、しかも黒、とってもいいでしょ? コットン100%のボイル素材でハリ感もあるから、透けるといってもイヤらしくならないし、ボリューム感もちょうどよく軽減されて、でも華やいでいて。このバランス、素材の力も大きいけれど、やっぱり黒という色だからこそ、陽子さんのように着慣れない人にも勧められるんです。

松井:フレアスカートってそのボリューム感が素敵なのだけれど、出すぎると印象が甘めに引っ張られちゃうなあと思っていて。透ける素材は、甘さよりも「軽さ」とか「涼やかさ」がちゃんと前に出てくれるのね。

斉藤:そう、透けるからこそ、このボリューム感が必要。選び方次第では「フレアスカート=甘い」ということだけではないの。

松井:引き算された甘さって、どこか余裕があってやっぱりいいな。私もこの夏は黒に頼りながら、挑戦してみたいなってつくづく思いました。くみちゃん、今回もありがとうね!


次回は、夏の毎日に欠かせないTシャツ。白Tシャツでは叶えられない黒Tシャツの魅力に迫ります。どうぞお楽しみに!

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松井 陽子
湘南・鵠沼海岸在住。女性誌、広告などを中心に活動するエディター&ライター。波と時間があれば、サーフィンを楽しむ毎日。家族は藍染師の夫と20代2人、10歳の3人の子ども、そして猫1匹。身長161㎝。instagram:yoko_matsui_0628

斉藤 くみ
1977年生まれ、身長166センチ。モードからリアルクローズまでトレンドをおさえたスタイリング提案に定評がある。ファッション誌を中心に広告、カタログ、女優、アーティストなど幅広いジャンルから厚い信頼を寄せられている。新たなブランド「NAVE」「AFFECT」のディレクターとしても活躍中。インスタグラム@stylist_kumisaito_

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アフェクト(ラッキーアンドカンパニー) tel. 055-237-7272
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撮影/目黒智子
スタイリング/斉藤くみ
ヘア&メイク/小澤実和
出演・文/松井陽子
構成/幸山梨奈

 

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