挿し木にはボトル型の花瓶を


今回使用したのは、ミヤマカイドウという真っ直ぐに伸びた姿が美しい枝です。秋には真っ赤な実がなり、花が散った後の葉っぱも素敵で長く楽しむことができます。

① 水の量は今回も花瓶の半分まで

水の量は枝の太さによって微調整するのもポイント。

② 枝の向きを考える

枝に咲いている花や、葉っぱと目が合う向きを探します。今回も自分が太陽になったつもりで。


③ 枝の節を取る

 


④ 吸水面積を大きくするために、枝を斜めにカット。

枝が太い場合、半分に切り込みを入れる&先端を削ることでより吸収率をあげることができます。


⑤ 花瓶に挿して完成

 

そして、特別に枝以外のフリチラリアという球根花も生けていただきました。

 

スッとしたボトル型に曲がった花を1輪挿すことで、また違った景色を楽しむことができます。枝や長さのある花でないと背の高いボトル型には生けられないのでは……? と思いがちですが、ボトルの側面に沿わせて飾ることができます。そして、実は枝や茎の先は底に付かなくても、先端が水にちゃんと浸かっていると枯れる心配はいりません。

 

そして最後に長く楽しむためのコツを教えていただきました!

水の中に茎先を入れてカットすることで、水分をより吸い上げやすくしてくれるのが水切りという方法です。クタっとしてしまった花も2時間ほどで復活してくれるそうです。浸け置きする時間がない場合も、15分ほど浸けるだけでも変わってくるとのこと。

 

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構成・文/大平麻耶子