日本の観光地や街なかにも、外国人観光客が戻ってきました。次はいよいよ、私たち日本人が出国するとき! そうなると、真っ先に候補に上がるのはやっぱりハワイ。

そんな私たちの気持ちを知ってか知らずか、ハワイでは続々と新しいアクティビティが誕生しています。

久しぶりのハワイ旅行を楽しむために、まずは最新情報をチェックしてみましょう!

写真提供:ハワイ州観光局

コロナ禍が徐々に下火になってきても、円安、燃油高……と、海外旅行を阻む要因が盛りだくさんでしたが、もうそろそろ我慢の限界。

GW、夏休みなど長期休みが近づくにつれ、海外旅行熱がムクムクと湧き上がってきます。

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そんななか、日本/ハワイ間の4〜5月の燃油サーチャージが片道1万円近く値下がり(ANA31100円→21000円JAL 35000円→23600円)、福岡からホノルルへの直行便も再開されるなど、追い風が吹いています。

まだ、ハワイも日本も出入国に追加手続きが必要ですが、いつの間にか日本にも「Visit Japan Web」なるものが誕生して、検疫、入国審査、税関申告のほか、ワクチン接種証明書や陰性証明書などを一括管理できるようになっています。

そして、2023年5月8日に予定されている新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けの変更で、水際措置も終了を迎えそう
気づけば、アフターコロナの世界がどどーっと押し寄せて、すべてがどんどん変わっているようです。

そこで、私たちが行けなかった3年の間に、新しく生まれた「ハワイらしさ」を感じられるオアフ島を満喫する楽しみ方をハワイ州観光局に教えてもらいました。
 

画になる場所で”マラマ”を感じる「クアロア・ランチ・ハワイ」


映画『ジュラシック・パーク』などのロケ地として有名な「クアロア・ランチ・ハワイ」は、オアフ島の北東に位置し、壮大な山並みに、果てしなく広がる草原、プライベートビーチなど、東京ドーム450個分の広大の敷地で、乗馬、ジャングルエクスペディション、ジップラインなどさまざまなアクティブティが楽しめる場所。

「映画のロケ地=画になる風景に出会える場所」というのが、私の持論。

どこを切り取っても素敵なハワイの中の、さらに画になる場所で、全身でハワイを楽しめるなんて、久しぶりの海外旅行にうってつけ。

そんなクアロア・ランチ・ハワイの新しいアクティビティとして2022年に加わったのが「マラマ体験ツアー」です。

マラマとはハワイ語で「思いやりの心」。

単なる自然や文化体験ではなく、クアロアに現存する「アフプアア(ハワイアンが共同生活していた頃に、村ごとに自然資源が平等に配分されるように分けた区画)」の仕組みや生活の知恵を学びながら、カロ(タロイモ)の植え付けや収穫などを体験。ハワイそのものを深く知ることができます。

コロナ禍を経て、ハワイではよりサステナブル(持続可能)な生活やSDGsが生活に浸透しています。ハワイ好きこそぜひ、ハワイの「マラマ」に触れてみて。(写真提供:KUALOA RANCH)


また広大な敷地内をトロリーバスで巡りながら、農業や養殖業について学び、実際にクアロアで育った食物を試食する「クアロアグロウン ツアー」も2023年3月にリニューアルしました。

ハワイの農作物について学びながら、敷地内の果樹園で育ったフルーツや魚、スイートポテト、マカデミアナッツなどを試食。ツアー後はマーケットで採れたてのフルーツも購入できます(写真提供:KUALOA RANCH)


さらに2023年4月には「コア植樹体験」もスタート。コアの木とは、古来よりカヌーやサーフボード、家具などに用いられてきたハワイの聖なる木。しかし、外来種や牛の影響で急速に減ってしまったそう。このツアーを通して、在来種の修復プロジェクトに参加できます。

クアロアの聖なる地の保全活動や在来種の復元などを学びながら、6人乗りの4輪バギーで「コア植樹体験」へ!(写真提供:KUALOA RANCH)


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