「介護に備えてのVIO脱毛が話題だけど、やっておかないとマズイのかな?」「自分のアソコのニオイが最近気になるようになってきた……」
「腟レーザーってどんな施術? 効果は? 費用は?」
普段人にはなかなか聞けない、フェムゾーンにまつわるさまざまな疑問。
女性泌尿器科医の第一人者・関口由紀先生が真剣に答えてくれました!
Q1. まわりの友人が「介護に備えて」と続々とVIO脱毛を始めました。介護脱毛って本当に必要ですか?
A. 介護の現場のプロは気にしません! ご自身が気になるならどうぞ。
介護脱毛、話題ですね。私の外来にも「脱毛していないと介護してもらえないのですか?」と真顔で駆け込んでくる50~80代の方が増えています。ということは、多くの方がパートナーや家族に介護してもらうことを前提としているということなのでしょうか。
というのも、介護の現場の方はみなさんプロです。もし介護をプロに任せるなら、アソコの毛のあるなしは気にしませんので、介護脱毛の必要はありません。
介護をパートナーや家族の方が担う場合には、ケアする側もされる側も「陰毛のせいで手間や心の負担が増えてしまうかも……」と考えるならば脱毛してもいいでしょう。ですが、加齢と共に陰毛は自然に薄くなっていきますので、そんなに邪魔にはならないと思います。
また、セクシャルやファッションのための脱毛は全く別の話です。ヨーロッパではフェムゾーンは第二の顔と考えられていて、東アジア以外の地域ではツルツルにする人が多い傾向になっています。ツルツルまではいかなくても、髭を整えるイメージで手入れをするのが一般的です。
私の印象ですが、普段人に見られない部分、かかとや肘、そしてフェムゾーンまでキレイにしている人は、年齢を問わず見た目も輝いています。もしも、レーザー脱毛を検討しているなら早い方がいいですよ。陰毛に白髪がまじるとレーザーが反応しないため処置が難しくなります。
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