ミモレ別注の【ブラックフォーマル】（38サイズ）を編集部員３人が着比べ！

6月6日（火）23時59分までの期間限定で予約販売中のミモレ✕saquiのブラックフォーマル。今回は恒例の編集部員による着比べです。36，38，40の3サイズ展開のうち、真ん中の38サイズを身長差のある3人が着てみます。加えて、同時発売中の希少な”喪のジュエリー”ヴィクトリアンジェットのピアス、ネックレス、ブローチの3点セットもつけてみました。

160cmの店長ミカヅキが38サイズを着ると……
着丈も袖丈もベストバランス。肩の位置も誂えたようにちょうどいい

ミモレ×saqui ブラックフォーマルジャケット￥45100、ストレートワンピース￥42900、【ジェット3点セット】グラデーションネックレス・ピアス/イヤリング・ブローチ ¥352000／mi-molletSTORE 　その他／私物

20代に経験した喪の席に合わせ、急いで買った喪服を今も着ています。デザインがやや若々しいのですが、喪の席はいつも心の準備や身支度をする間もない急なタイミングで訪れるので、次回こそは……と思いつつ数十年経ってしまいました。

今回のサキのワンピースとジャケットを着てまず感激したのは、その肌触りのしっとりとしたなめらかさ。そして締め付けがなく動きやすいのに、スッキリと見えるシルエット。サキ岸山さんの作る喪服もとても素敵です。ロング丈ですが後ろにスリットが入っているので足捌きもよく、遠距離の移動で着ることもある喪服ですが、これは長時間着ていてもノーストレスです。
そしてジェットは、実際につけてみると喪服の黒にすっと馴染みながらも、フォーマルな装いを一段高めてくれる印象。まさに「喪のジュエリー」という名に相応しい、格式のあるジュエリーですね。天然のジェットは大変希少であり、そうでないものも数多く出回っているということを今回知ったのですが、日本の皇室の方々が着けていらっしゃるものと同じヴィクトリアンジェットのジュエリーに出会い、自信を持ってご紹介できることも嬉しいです。きちんと装うことで、大切な方への追悼の意を表すということを大切にしたいと思うきっかけとなりました。

157cmの川良編集長が38サイズを着ると……
着丈や袖丈は許容範囲。スカート丈長めが好きならむしろ◎

おしゃれであることが求められるシーンではないけれど、美しい黒の喪服に、漆黒のジェットのジュエリーというコーディネートは素敵ですね。ジャケットとワンピースはごくごくシンプルなデザインですが、着てみると生地の心地よさ、そしてフォルムの美しさがよりわかりました。今回は着用したのは38サイズ。ジャケットの袖丈は私には長め（腕は身長のわりに短いほうです…汗）。でも、お焼香で手を合わせたときにも手首が見えない丈がいいと聞いたので許容範囲かなと思います。スカートも長め丈が好きなので、私はこのサイズが気に入りましたが、お好みによっては、もう一つ下の36サイズにしてもいいのかもしれませんね。

167cmの編集松崎が38サイズを着ると……
袖、裾ともに長さが足らない印象に。40サイズがベスト

30代のときに、某海外ブランドのライセンス商品の喪服をデパートで買い、以来ずっと着ています。先日、親戚の法事のために袖を通したところ「あれ？袖ぐりがきつい？」体重はそれほど変わらずとも、体型はしっかり変わっていることを自覚しました。膝は隠れてはいるものの、今の年齢の気分からすると丈もやや短い。なんとなく落ち着かない気分で1日を過ごしました。そして今回、このサキの喪服を試着してみて、「ああ、大人の喪服はこれだな」と心から納得しました。印象はスマートなのに、袖ぐりやウエスト周りはゆるやか。また、体に柔らかく沿う布地の着心地も最高です。聞けば、私も愛用するストールブランド、ファリエロ・サルティのジョーゼット生地を使っているとのこと。シワにもならないため、移動時間が長いときにも助かります。丈に関しては、私には40サイズのほうがしっくり来るかなと思いました。初めて着けたジェットのジュエリーは、漆黒の輝きがなんとも美しく。人生後半の喪のシーンには、サキのブラックフォーマルとジェットのセットがあれば、どんな場でも落ち着いた気持ちでいられそうです。（ちなみに私はピアスホールが塞がってしまい写真ではピアスを付けていませんが、実際にはイヤリングの選択肢もあるそうです）