日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。

今日ご紹介するのは、職場の後輩についてのモヤモヤエピソードです。

「まず謝るのが先でしょ?」20代の後輩にイライラ...絶対に“謝らない人”の心理状態_img0
 


仕事はできるが「絶対謝らない」頑固な後輩


エピソードをお寄せくださったのは、薬剤師としてドラッグストアで働くアキエさん(40歳・薬剤師)。


駅前の大きなドラッグストアで、薬剤師として働いています。近くに病院があるので、処方箋を持ってくる人を調剤窓口で応対したり、混んでいるときにはレジに入ったりすることも。モヤモヤしているのは、薬剤師の後輩(20代後半)のことです。

職場で薬剤師の資格を持っているのは私たち2人だけ。1人しかいないお店もあるので、2人いるのはありがたいのですが、この人がちょっと付き合いにくくて……。テキパキしていて仕事はできるのですが、性格がとにかく頑固なんです。

一番不満なのは、「絶対に謝らない」こと。彼の都合で急にシフト変更になっても、レジに入るタイミングが遅れてバタついても、彼のせいで残業するような羽目になっても(ちょっとしたミスですが)、「申し訳ありません」「ごめんなさい」とは頑なに言いません。「一度ちゃんと謝った方がいいですよ」と声をかけたのですが、「はい?」と言われて終了でした。

謝ったら損だと思っているのか? 自分のミスを認めたくないのか?

アルバイトの子たちも、「Aさん(後輩)ってほんと感じ悪い」と言っています。店長は、薬剤師チームにはあまり干渉しないタイプ。私は彼の上司ではありませんが、今では彼がミスするとこちらがヒヤッとするほど。企業勤めの人のように管理職研修などを受けていないので、こういうときにどうしていいか分からないのがしんどいです。

 


「謝らない人」には、二種類いる


謝らない人、結構いますよね……。一緒に働く人がこのタイプだと、神経が少しずつ削られていく気が。アキエさん、お疲れ様です。

「申し訳ありません。私のミスでした」と潔く言うだけで、どれほどその後の対応がスムーズになることか。委縮して感情的になり、「ごめんなさい」を繰り返すばかりで問題解決に入れないのも問題ですが、チームワークの仕事であれば「自分が悪ければまず謝罪する」は鉄則。ポイントは、「すぐ謝る」「ストレートに謝る」。その後、「ではどう解決するか」という議論に入っていけばいいのではないでしょうか。

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