日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、仕事がデキる人にとってあるあるかもしれないモヤモヤエピソードです。
デキる人に仕事が集中するのは世の常？
エピソードをお寄せくださったのは、事務系のお仕事をされているアイコさん（39歳・会社員）。
職場での仕事の分担についてモヤモヤしています。
私が働いているチームは５人。課長がいて、先輩が一人いて、あとの２人は20代の後輩です。業務経験が長く、自分で言うのもなんですが作業が早いので、私の担当業務が一番多いです。私はなるべく残業したくないので朝から集中して仕事をしていて、そのために日頃から体調を整えています。ルーティンワークを効率的にこなせるように、自分で管理ツールを作るなど工夫しています。
一方先輩や後輩たちは、私から見るとあまり要領が良くないようです。何をするにも時間がかかるし、同じことを何度も調べたり、使い回しできる資料も一から作ったり。飲み会が好きで、飲んだ翌日は明らかに効率が下がっています。「残業すればいいや」という考え方なのかな。はたから見ていてちょっとイライラします……。
仕事のスケジュールが間に合わなそうなときは、課長の指示で私が駆り出されます。そのうち、「アイコさんがやった方が早いから」と私の担当になったり、「アイコさん、一緒にやってあげて」と後輩と二人体制にさせられたり。仕事の分担が明らかに私に偏っているんですよね。私も中堅ですし、文句を言って騒ぎたくないので黙って受けてしまいがちです。
仕事をうまくやればやろうと思うほど、仕事量が増えていくのがジレンマです。
遠慮しなくてOK！ 仕事の分担を相談しよう
せっかく効率化しようと頑張っているのに、他の人の分の仕事が振られてしまうんですね。アイコさん、お疲れ様です。
平等に仕事を分担してもらうって、難しいですよね。単純作業なら頭数で割って振り分けていけばいいですが、多くの会社の仕事はそうはいきません。仕事の質・量、そして一人一人の経験値や年次なども踏まえる必要があります。そしてそれは管理職である課長の大事な仕事。
「この分担は不公平では？」と思うのであれば、指示を黙って受けてしまわず、課長と話してみてはいかがでしょうか。「中堅社員なのに、不満を言って騒ぎたくない」という気持ちも分かります。でもこれは、仕事上の必要な会話だと思います。
【漫画】頑張れば頑張るほど仕事が増える……？！
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