日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。

今日ご紹介するのは、秘密の片思いに悩む女性のモヤモヤエピソードです。

 


ピンチを救ってくれた上司に恋してしまいました


エピソードをお寄せくださったのは、不動産関係の会社で働くミチさん(37歳・会社員)。


1年前に転職し、不動産関係の会社で営業の仕事をしています。人と会って話すこと、外に出ていくことが好きなので営業の仕事は自分に向いていると思います。

ただ、昔から数字が苦手です。先日も、契約直前に数字のミスが発覚。気づいた上司は機転を利かせて処理してくれて、怖い事務員さんにも上手に説明してくれました。すべて対応が終わった後、上司に別室に呼び出されてミスがあったことを説明されました。転職してきたばかりで同僚と関係性を作りきれていない私を配慮して、おおごとにならないようにしてくれたみたいです。

私がしでかしたミスは本当に大変な内容だったので、動揺のあまり涙が出そうでした。上司は、「ミスは誰にでもあるし、ぎりぎりで気づけて良かった。もし仕事する上で不安なことや分からないことがあったら遠慮なく言ってね」と優しく諭してくれました。

自分の不注意を深く反省すると同時に……、なんとその上司に恋してしまいました。仕事ができて性格も穏やかで素敵な人だと尊敬していましたが、助けてもらったことで恋愛感情が芽生えてしまったようです。「今日も彼に会える!」と会社に行くのが楽しいのはいいのですが、膨らんでいく気持ちをどう処理すればいいのか。上司には家庭がありますし、どう考えても不毛な恋ですよね。

 


素敵な人と働けるって幸運!


既婚の上司に恋してしまったんですね。お話を聞くと、本当に素敵な「デキる」上司。そんな人に大ピンチを助けてもらって優しくフォローされてしまったら、恋に落ちてしまうこともあるのかも……。失敗したときって、気持ちが弱っていますしね。

ミチさんのモヤモヤを聞いて、もしかすると「うらやましい!」と思う人がいるかもしれません。

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【漫画】既婚の上司に恋?この気持ち、どうしよう
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