「積極的に生きる」のかどうか
ここまで、「自分で情報を調べる人」と「調べない人」、「世の中を変えられると思っている人」と「諦めている人」、「(知識を得て)思考する人」と「知識ばかりに頼る人」の3つを紹介しました。
これらは「考え方の違い」だけでなく、「生き方の違い」「積極性の違い」と言ってもいいのかもしれません。
どんな生き方が正しくて、間違っているというわけではないのですが(みんなそれぞれ、自分の人生なので、自分が納得できればいいのですが)、できることなら、積極的に生きたほうが、自分の人生を輝かせることにつながるのかもしれません。
流されないこと。誘導されないこと。きちんと意思をもち、考えて行動すること。そういう行動を心がけることで、自分自身や大切な人を守れることだってあるのです。
「考え方の二極化」により、それぞれが進む道(人生)が変わってくることもあります。できることなら、自分が望む道(人生)を積極的に選べる人でありたいものです。
意見が分かれても、争うのは愚かなこと
ただし、考え方が二極化しても、自分と違う意見の人と争うのは愚かなことです。議論は大事ですが、争うのは違います。
相手も自分も「幸せでありたい」「いい社会であってほしい」という気持ちは同じ。その意見の違いは、単に、触れている情報に違いがあるだけのこともあるから!
そんなときは、「相手はどんな情報を得て、そのような考え方になっているのか」を理解した上で、もし自分が持っている役立つ情報があれば教えてあげてもいいでしょうし、拒否されたり、喧嘩になったりしそうな場合は、無理に相手の考えを変えようとしないで、程よい距離感で関わったほうがいい。
私たちが身近な人と調和した関係を築けないようでは、もっと大きなスケールの社会だって、世界だって、平和になりにくいもの。
まずは、自分自身が成熟していくことが大事なのですよね。
【漫画】「考え方の二極化」から見える背景とは?
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