幸せ溢れる、愛子さまご誕生のとき


上皇上皇后両陛下（当時の天皇皇后両陛下）から贈られた「御初召（おうぶめし）」の展示も。御初召は、絹で作られた産着です。美智子さまが育てられた蚕「小石丸」の絹糸が使われています。背中の部分には、魔除けの刺繍「背守り」が縫われ、愛情に包まれて誕生された愛子さまの様子が感じられます。

 

（左から）御初召、犬張子、背負子。特別展「新しい時代とともに－天皇皇后両陛下の歩み」の展示の様子。2023年5月30日、日本橋高島屋（東京都中央区）にて。写真／JMPA
 

2001年12月8日、宮内庁病院にて。写真／JMPA
 

 

童形服から愛子さまのご成長を感じて


数え年で5歳のときに行われる「着袴の儀（ちゃっこのぎ）」にて、愛子さまがお召しになった「童形服（どうぎょうふく）」の展示も。同年の4月には幼稚園に入学されていた愛子さま。現在は青年皇族となられた愛子さまのご成長を感じます。

 

着袴の儀で愛子さまがお召しになった童形服。特別展「新しい時代とともに－天皇皇后両陛下の歩み」の展示の様子。2023年5月30日、日本橋高島屋（東京都中央区）にて。写真／JMPA
 

愛子さま4歳。2006年4月11日、東京・目白の学習院幼稚園の入園式にて。写真／JMPA・小学館
 

令和のはじまり。即位礼正殿の儀の貴重な装束