こんにちは。ライターの小澤サチエです。2022年12月、ふらりと行った婦人科で「子宮頸がん」であることがわかりました。

子宮頸がんは30代後半〜40代での発症が非常に多いと言われています。迷いもありましたが、私の体験記を残そうと思います。

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“がん”はやっぱり甘くない。子宮全摘後、転移はないのに「抗がん剤と放射線治療」を勧められた理由【子宮頸がん体験記】>>

 


抗がん剤と放射線治療の、気になる副作用は……?


3月の中旬に、二度目の入院をすることになりました。しかも今回は「最短でも5週間」という、そこそこ長期の入院生活。

治療内容はCCRT(同時化学放射線療法)といって、抗がん剤と放射線治療を同時に行う治療法です。

がんの種類によって、抗がん剤の種類や投与のやり方は異なります。私の場合は「シスプラチン」という抗がん剤を週に1回の頻度で投与し、それを計5回行うというものでした。
抗がん剤と聞くと、吐き気や脱毛などの副作用のイメージを持つ人が多いと思いますが、実は、副作用も薬によって全く異なります。

シスプラチンの場合は吐き気はありますが、実は、脱毛は起こりにくい種類の抗がん剤。人にもよるようですが、私は入院中に抜け毛が気になったことはほとんどありませんでした。シスプラチンを使う人はウィッグには頼らないことがほとんどのようです。

 


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抗がん剤と放射線治療の副作用はやっぱり辛かった……!
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