こんにちは。ライターの小澤サチエです。2022年12月、ふらりと行った婦人科で「子宮頸がん」であることがわかりました。

子宮頸がんは30代後半〜40代での発症が非常に多いと言われています。迷いもありましたが、私の体験記を残そうと思います。

 

前回記事
勇気を出して「がん」をカミングアウトしたら...周囲からの意外な反応とは?【子宮頸がん体験記】>>

 


28日目の放射線治療を終えて、まさかのサプライズが……!


前回のコラムに書いた通り、抗がん剤と放射線治療を受けるため、約5週間の入院をしました。

週に一度の抗がん剤投与と、全28回の放射線治療。日を重ねるごとに吐き気や倦怠感などの副作用がひどくなり、後半はボロボロでしたが、それでも無事に私は全ての治療を終えることができました。

28回目、つまり最後の放射線治療の日。治療を終えた私は、放射線科の看護師さんに手招きされて、別の部屋に呼ばれました。

なんだろう……とドキドキしながら、指示されるがままにカーテンを開けると、そこにはなんとくす玉が! 病院のはからいで、全ての治療を終えたお祝いにくす玉を用意してくれていたんです。

くす玉を見て、「ああ、無事に治療を終えたんだ」という実感が湧いてきました。あれほどの達成感と解放感は、過去に経験したことがありません。それくらい、嬉しかったです。

 
 


次ページ▶︎ 5週間のがん治療を終え、退院後の生活はどうなったのか

辛い抗がん剤と放射線治療を終え、ついに退院!
▼右にスワイプしてください▼

 
  • 1
  • 2