室井さんも愛用中。こなれ感が半端ない「ゴールデングース」


続いてゴールデングースは、こなれ感が半端ない憧れのブランド。わざと汚れ加工をほどこし、履きこなし感を出しているのがかなりの上級者向けです。

「Superstar」スニーカー¥80300/ゴールデングース(Golden Goose 東京店)
「V-star2」スニーカー¥83600/ゴールデングース(Golden Goose 東京店)

「ゴールデングースの汚れ加工はずっと人気ですね。ラグジュアリーブランドの中では低プライスです」

約8万円とのことで、たしかにこの中ではお手頃価格に思えてきます。汚れ加工がほどこされていて、ガチの汚れが紛れるので、わりと気軽に履けそうです。

「テロッとしたパンツでも足元だけゴールデングースだったら大人っぽい印象になります」と、おっしゃる室井さんも、展示会などでゴールデングースの素敵なスニーカーを履いていました。汚れ加工も激しすぎず、絶妙なダメージ具合でした。

たまに、汚れが全体的に激しすぎ、何か匂ってきそうなダメージ加工を目にしますが、たとえラグジュアリーなブランドでも、親戚や親などに心配されそう、という懸念が。「東京で苦労してるのね」と……。汚れ加工をみすぼらしく見せないためには、スニーカーを履きこなすセンスや本人のポテンシャルが重要です。足元は結構見られています

 

スニーカーをおしゃれに履きこなすには、全身鏡でバランスをチェックすべし


「足元ってすごい大事です。全身のバランスを取らないと、うまく履きこなせません。足だけ見るのではなく、全身映る鏡で、一歩引いて見ないとヘンテコになってしまいます」

 

そういえば私は全身鏡を持っていませんでした……。スニーカーがおしゃれに履きこなせない一因がわかりました。ラグジュアリーブランドのスニーカーの場合、足だけ浮いてしまわないか全身チェックする必要がありそうです。

イラスト/辛酸なめ子

「ラグジュアリー系のスニーカーはソールが厚めなので、全身のバランスが取れれば脚長効果もあると思います」と、室井さんはアドバイス。お高いスニーカーで最初は背伸び感があっても、だんだん履きこなせるようになったら、自分の生活レベルや金運も高まりそうです。

 

「良い靴は良い場所に連れて行ってくれる」ということわざを思いながら、高級スニーカーの写真を胸に刻ませていただきました。


(次回、アラフィフ向け旅プランを提案!)
 

前回記事
軽くて歩きやすい!アラフィフでも使える「アディダス&ナイキ定番スニーカー」の選び方【辛酸なめ子×室井由美子】>>
 

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スタイリング/室井由美子
写真/目黒智子
ヘア&メイク/コンイルミ(ROI)
構成/露木桃子
 

 
 
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