POINT3
表面の毛束は根元を起こさず、
斜め下に毛束を引っ張るようにブロー
内側が終わったら、次は表面を整えます。「このとき、ハチが広がらないようにブローします。根元は起こさず、毛先に向かって斜め下にブラシを入れます。このときも、上から押さえるようにブラシを入れるとペタンとしすぎてしまいます。内側からはさんで滑らし、フォルムの潰れを防ぎましょう」(三浦さん)
内側からブラシを入れたら、斜め下に向かってブロー。毛先側を軽く引っ張りながら行うと、毛束のヨレが整って真っすぐになります。
毛先は内巻きに滑らせて数秒間このままキープ!
POINT4
後頭部は根元を起こして
絶壁やうねり、つむじ割れをオフ
ヘアアイロンは根元側のスタイリングが難しいですが、くるくるドライヤーならブラシ部分を根元側に入れても安心。「後頭部にボリューム感を出したい場合、頭頂部より後ろ側の表面の毛束を拾って、根元にブラシを当てながらブローしましょう。つむじ周りのぱっくり割れも直しつつ表面の毛並みが揃って、ツヤのある質感が演出できます」(三浦さん)
つむじの後ろにある表面の毛束を掴みます。
Ⅽの字を描くように根元側からドライヤーのブラシを数回通します。写真のようにブラシを起こした位置でそのまま数秒キープすると、立ち上がりがつきやすくなります。
前髪も根元側を起こしながらブラシを通します。
完成!
中間~毛先にスタイリング用オイルをなじませて終了。ツヤ感たっぷりな、まとまりのあるストレートヘアに仕上がりました。
ふんわりしたヘアスタイルもお似合いの村上さんですが、はちの広がりや前髪のぱっくり割れ、さらに表面の浮き毛が解消されると、髪そのものが上質な印象です。
くるくるドライヤーは、風の力でブローをできる優れものです。根元付近からブラシを入れられるので、エイジング毛による髪の歪みやツヤ感のないパサッとした髪も、温風の力で矯正して滑らかに整えます。ぜひくるくるドライヤーを活用してみてはいかがでしょうか。
Salon data ・FaNNa ginza東京都中央区銀座4-8-4 三原ビル2F
tel. 03-6263-0371
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「毛先のハネがスタイリングで美人髪に。伸ばしかけヘアをおしゃれに見せる簡単アイロンテク【ミディ・セミロングの外ハネ】」>>
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