閉経前後の10年間の更年期。
更年期の不調をほとんど感じない人もいる中、日常生活に支障が出るほどの体調不良や、メンタルの不調を起こしてしまうほどの重い症状を訴える女性もいます。
これから更年期を迎える女性の中には、自分の母親の更年期を見ていて、調子の悪い状態を目の当たりにすると、自分も同じようになるのではないかと不安を抱く人もいるはずです。
はたして、更年期の不調は、母子間で遺伝するのでしょうか。
婦人科医の高尾美穂先生にお話を伺いました。
「医学的には、更年期の症状が重くなりやすい人には3つの特徴があると知られています。
その3つの観点から考えてみると、遺伝とは関係ない特徴もあれば、母と娘の間で遺伝する特徴もある、と言えると思います」
その3つの特徴とは以下だと高尾先生は話します。
①まじめな性格
②人生の大きな転機や喪失体験
③ある腸内細菌を持っているかどうか
それぞれどういうことか、詳しく高尾先生に聞いていきましょう。
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