日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、なめられやすい性格にモヤモヤするというエピソードです。
「今回“こそ”は急ぎで頼みますよぉ」って、いつも急いでますけど！
エピソードをお寄せくださったのは、娘さんを育てながら働いているミチさん（42歳・会社員）。
不動産関連の会社で、事務サポートの仕事をしています。各支店の営業マンから、事務関連の依頼や照会を受けるのが私の仕事。必要書類の準備、提出された書類のチェック、システム登録など、業務範囲は多岐に渡ります。
最初の会社と、今の会社に入ってすぐは営業職だったのですが、私の性格には向いていませんでした。今は内勤中心で、ノルマのストレスもないので働きやすいです。
しかし、今の仕事にもちょっとしたストレスがあって……。何人か、とても苦手な営業マンやその上司たちがいるんです。どの人も気が強く、いちいち嫌味っぽかったり高圧的だったり。
「今回“こそ”は急ぎで頼みますよぉ」
「これもまた、処理できないとか言われちゃうのかなぁ？」
「内勤の人は定時帰りですか。気楽でいいね！」
どの案件も優先順位を考えつつも迅速に対応しているつもりですし、契約書の記載内容にミスがあって困るのは会社です。勤務時間だって、営業と事務では繁忙期も違います。なんでわざわざこちらの気分が悪くなることを言うんだろう……と気が滅入ってしまいます。これがこの人たちのいつもの手口らしく、同僚たちも同じことをされてうんざりしています。
私は不器用なので、ついオロオロしたりカッとしてしまったり。何か言われるたびに、「こう言い返せばよかったかも」としばらく引きずって悶々としてしまいます。
「目には目を」がいつも正解なわけじゃない
一生懸命働いている人のメンタルを、あれこれ余計なことを言ってわざわざ削ってくる人っていますよね……。ミチさん、お疲れ様です。
本人たちは相手にプレッシャーをかけたりマウントしたりすることで、自分が有利になるようにしているつもりなんでしょうか。誠実に働いている人の気持ちも考えず、ただ力で押せばいいという態度はやめてほしいですね。
まずは、「●●支店の人の言動が非常にストレス」ということをミチさんの上司に知ってもらいましょう。部署間の問題は、担当者間でなんとかならないなら、上司に報告して対処を相談するのが鉄則。しかし、先方は上司も含めてグルのようなので、これでもなかなか解決しないかもしれませんね。
一つ言えるのは、「目には目を、歯には歯を」がいつも正解なわけではないということです。
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