こんにちは。ライターの小澤サチエです。2022年12月、ふらりと行った婦人科で「子宮頸がん」であることがわかりました。

子宮頸がんは30代後半〜40代での発症が非常に多いと言われています。迷いもありましたが、私の体験記を残そうと思います。  

 

がんになったら、仕事は休む!? 同僚には何て言う!?

 

今回は、がんなどの大きな病気にかかったときに、「仕事をどうするべきか」という問題について考えたいと思います。

病気というのは予期せぬタイミングでやってくるもの。もしも突然治療や手術をすることになったら、ほとんどの人が戸惑い、仕事をどうするべきか悩むのではないでしょうか。

私自身も子宮頸がんが発覚した時、いきなり仕事を休める状況ではなかったので、若干パニックになりました。また、治療や手術のためにどのくらい仕事ができなくなるのかも全くわからず、不安に駆られました。

がんが見つかった時、私が悩んだのは「仕事を休むべきかどうか」という問題だけではありません。
一緒に仕事をしている人たちに何と伝えたらいいのか、そして迷惑をかけないためにはどうしたら良いかなど、心配事は山積みだったのです。

 

私の場合は、会社員ではなくフリーランス。会社に属していない分、休もうと思えばいくらでも休むことができるのは、フリーランスの特権です。

しかし傷病手当のような休職中の手当は、一円もありません。休めば休むほど収入は減る一方。大きな手術や長期入院を控えていていくらかかるかもわからないのに、収入まで減ったら……? と思うと、不安で仕方ありませんでした。

また、「がんになったからといって、普通の暮らしをできるだけ手放したくない」という意地もありました。


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【漫画】もしも突然がんになったら…仕事はどうする?
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