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「その服いいね」ではなく「今日の私、素敵」と思える服が好き【岡本敬子の50代ファッション】

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目指すは大人の定番服ブランド!
『KO』(ケーオー)について



湿度はややあるものの朝ウォーキングに行っても汗が滴るほどかかなくなりました。秋の空気にシフトしてますね、ほっ……。

さて、今回は私がディレクターを務めるブランドのお話を。
もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、オーガニックコットンのブランドの『nanadecor』さんと一緒に長い間私がコラボレーションをさせて頂いていた『KO collection』ブランド。
こちらが『KO』(ケーオー)として2023秋冬から気持ちも新たにスタートしました。
だんだん服を着る上で不快な肌触りや重いなどとストレスさを感じるのは気持ち良くないと思うようになりました。柔らかく優しい良い素材選びと製作は引き続きnanadecorと共に進行しています。

 
 

きちんと販売していきたいし完売を目標としているので限られた型数だけ。
ワンラックコレクションで展開しています。
年齢や流行に関係なく自分の価値や基準でこれが好き! 心地良い! と思えることが大事だと感じます。
その服いいね! というのではなく今日のあなた素敵! と思っていただけるモノづくりを目指してみなさんの定番ワードローブの1着となれたら幸せだなぁと思ってます。
オンラインショップもスタートしてました。

どうぞよろしくお願いします。
ではまたー!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円

ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。


【画像】岡本敬子の50代ファッションの着こなし
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写真・文/岡本敬子


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