まっすぐに夢を見据え、本気で生きている人の姿って、どうしてこうも心を打つのでしょうか?

まるで少年漫画...!「BMSG FES’23」から見えたBMSGの「ストーリー回収力」_img0
 

「BMSG FES’23」を観ました。残念ながら現地に行くことができなかったので、10月8日からスタートした配信で視聴しました。

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いやあ、もう、すごい! この一言に尽きる!

ライターなのに急に語彙力がなくなって恐縮ですが、それぞれカラーの異なるグループとソロアーティストが、入れ替わり立ち替わりパフォーマンスを繰り広げていく様は圧巻でした。しかも、その合間には、グループの垣根を超えた個人同士のコラボレーションも実現。ものすごく「エモい」瞬間がたくさん生まれていたように思います。



BMSGの「ストーリー回収力」がすごい


今回の「BMSG FES’23」は、どうしてこんなにもエモく仕上がっていたのでしょうか。

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「BMSG FES’23」に出演したアーティストは総勢23名。SKYーHI社長、BMSG第一弾アーティストのNovel Coreのほか、9月にリリースした「Mainstream」が音楽チャート116冠を達成したBE:FIRST、Aile The Shota、edhiii boi、5月にデビューし10月半ばに2nd single発売を控えるMAZZEL、10月に「BUTTERFLY」でデビューしたばかりのREIKO、トレーニーのRUI、TAIKI、KANON。撮影/Satoshi Hata

その理由のひとつには、BMSGの「ストーリー回収力」があるような気がしてなりません。

 

最近、日本や韓国でオーディション番組が再びの盛り上がりを見せています。そうしたオーディション番組では、さまざまな候補生が、デビューを目指して全力で課題と向き合っていきます。彼ら、彼女らが夢を叶えるために、笑顔と葛藤、涙を見せながら努力する姿は本当に美しく、尊いとさえ感じます。

でも、番組が終わったとき、新しいグループの誕生を祝うと同時に、ふと思うわけです。果たして、このオーディションでデビューできなかった人たちは、自分が応援していたあの子は、その後どんな道を歩むのだろう? 幸せに生きているかな? と。

BMSGは、そうした思いをすくい上げてくれる数少ない事務所であるように思います。

考えてみれば、BMSGがこれまで開催してきたオーディションの中で、特に注目を集めていたメンバーはほとんどがグループやソロでデビューを果たしました。

例えば、直近では、MAZZELを輩出したオーディション番組『MISSION×2』を夢半ばで離脱したREIKOが、彼らしいあたたかみのあるクールな楽曲を携えてデビューしました。

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少し前には、BE:FIRSTを輩出したオーディション番組「THE FIRST」で涙を飲んだRANとKAIRYUがMAZZELのメンバーとしてステージに帰ってきて、大活躍中です。

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まだデビューへの切符を手にしていないメンバーも、BMSGのトレーニーとして、今回のフェスやYouTubeなどですでにプロの域に達している圧倒的なパフォーマンスを見せてくれています。

BMSGは、みんなが気になっていた"あの子"のストーリーの続きをちゃんと描き続けてくれる。しかも、そのストーリーの中では、彼らが壁にぶつかりながらも課題を乗り越え、ひとまわりもふたまわりも成長して、夢に近づく姿が描かれている。それはまるで、少年漫画の主人公のようだなと感じます。だからこそ、私たちはBMSGのアーティストに惹かれ、応援したくなるのかもしれません。

 
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