RAN&REIKOなど、圧倒的にエモかったコラボレーション
そんな風に多彩なストーリーが集まっているBMSG。デビューに至るまでには、さまざまなメンバーの物語が交差し、各メンバー間のコミュニケーションや信頼関係が生まれていきました。だからこそ、「BMSG FES’23」では、コラボレーションの場面で目頭が熱くなる瞬間も生まれたのだと思います。
例えば、「Just FUN’ky」を楽しそうに歌っていたREIKOとRANのステージ。「THE FIRST」の最終審査に2人で制作し挑んだ楽曲を、デビューした今、再び伸び伸びと一緒に歌う姿に嬉しくなったファンも多いのではないでしょうか。
また、フェスの終盤でSKY-HIを交えて披露された「One More Day」は、MAZZELからRANとSEITO、KAIRYUがステージに上がり、REIKOとコラボしました。MAZZEL結成のきっかけとなった「MISSION×2」はもともとトレーニーだったこの4人からスタートしたからこそ、4人が今、それぞれプロのアーティストになり、同じステージに立っている奇跡に胸が熱くなりました。REIKOもきっと同じように感じていたのでしょう。楽曲の途中で涙を浮かべる彼の姿に、観ているこちらも思わずもらい泣きしてしまいました(この原稿を書いている今も、思い出して泣けてきそうです……)。
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一枚目から、RAN、KAIRYU、SEITO、REIKO
ほかにも、MAZZELとBE:FIRSTのコラボレーションも実現。そして「BMSG FES’22」を観に来ていたというNAOYAやHAYATO、KANONが夢を叶え、BMSGファミリーの一員としてステージに立っているという事実も心を打つものがありました。
SKY-HIもライブ中に「(所属アーティストの)成長を見れるのもエモいし、KANONみたいに新しく入ってくれた人を見るのもエモい」とMCで語っていました。ビジュアルや楽曲、パフォーマンスだけでなく、“推し”が夢を叶えていく物語まで含めて愛したくなる。それがBMSGの魅力のひとつなのだと、「BMSG FES’23」を観て改めて思ったのでした。
そうした少年漫画のようなストーリーを、10月18日に2ndシングル「Carnival」をリリースするMAZZELも描き出しているのですが、この話はまた次の記事で書いていきたいと思います。お楽しみに!
前回記事「「争う気はない」BE:FIRST Mステ出演の裏側にあるSKY-HIの「優しいリベンジ」」>>
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