「まさか、あの子のママが...」娘を預け、マッチングアプリで見つけた相手とのデートを重ねるママ友に、"共犯"にされかけた私

彩子さんは娘を幼稚園に通わせていました。娘が年長になった時に、卒園対策委員をやることになり、仲良くなったのが、同じ女の子のママである香菜さん（34歳・仮名）でした。

「香菜さんはお母さまと一緒に、自宅でピアノ教室を開いていました。私の娘もそこでピアノを習っていたので、園の送迎以外でも顔を会わせる機会が多かったんです」

彩子さんが働いているレストランにも、香菜さんはよく来てくれていたそうです。

「幼稚園のママたちと一緒に、よくランチ会を開いてくれました。コロナ禍でお客さんが減っていた時も、家族で利用してくれたので香菜さんには感謝しているんです」

しかし今年に入り、香菜さんの旦那さんのリモートワークが減り出社するようになると、香菜さんの様子が変わったといいます。

「ある時、香菜さんが一人でランチを食べに来たんです。ランチのお客さんがみんな帰った後に、店内で香菜さんと話していました。スマホの買い替えの話題になり、どこのキャリアにしたら安いよと情報交換をしていたら、いきなりスマホの画面を見せられたんです。
……そこにはご主人ではない相手との、マッチングアプリでのやりとりがありました」