お正月用に買った餅をつい余らせてしまう、という方も多いのではないでしょうか?
また鏡開きをした餅をどう食べようか、悩んでいる方もいるかもしれません。
子どもの頃から餅が大好きで、一年を通して食べているという栗原さん。
今回は、現在発売中の雑誌『栗原はるみ』最新号より、磯辺焼きやきな粉餅だけでない、
「お餅でこんなにおいしい料理が作れるんだ」と思ってもらえるようなレシピを3つ紹介します。

最新号のメイン特集は、『気楽においしい、おもてなし。』。他にも豆腐とお餅料理の特集、ひとりごはんのレシピ、お取り寄せの新連載など、盛りだくさんです。

 

 

お餅が主役のレシピ1 からすみ餅

 

薄切りの餅をからすみと同じ大きさに切って、軽く焼きます。香ばしいお餅に塩けがよく合ってお酒のつまみにぴったりです。人が集まるときやお正月におすすめの一品です。


●材料 (作りやすい分量)

しゃぶしゃぶ用薄切り餅…適量
からすみ…適量

●作り方

1 からすみは2mm厚さほどの薄切りにする。餅はからすみの大きさに合わせて切る。

2 焼き網を熱し、餅をこんがりと焼く。

3 器に焼き餅を盛り、からすみをのせる。

 

しゃぶしゃぶ用の餅は焦げやすいので弱火でじっくり焼きます。からすみをのせて、熱いうちに食べてください。


お餅が主役のレシピ2 餅と明太子のドフィノワ

 

明太子と生クリームのやさしいピリ辛味は、ビールや白ワインにぴったり。明太子のかわりにアンチョビやベーコンにしてもおいしいです。お餅とチーズがとろけるうちに、熱々をどうぞ。


●材料(直径21cmのパイ皿1台分)

切り餅…5個
明太子…½腹(30~40g)
生クリーム…カップ½
塩…適量
ピザ用チーズ…50g

●作り方

1 オーブンは230℃に予熱する。

2 切り餅は1個を4等分に切る。

3 生クリームに塩少々を加えて混ぜ、パイ皿に少し注ぐ。餅を平らに並べ、小さく切った明太子をちらして、残りの生クリームを注ぐ。塩少々をふり、チーズをのせる。

4 230℃のオーブンで約10分、焼き色がついて全体がぐつぐつとするまで焼いたら、取り出して熱いうちにいただく。

 

お餅は薄いと焼いている途中にとろけてくっつくので、厚めに切ります。きっちりと並べず、間をあけて並べてください。


お餅が主役のレシピ3 餅入り茶碗蒸し

 

お客さまを招いたときに必ず出すのが茶碗蒸し。具は1種類だけと決めていて、餅入りも定番です。とろりと溶けたお餅と、だしのきいたあん、そしてフルフルの卵がなんともいえないおいしさです。


●材料(4~6人分)

切り餅…3~4個
卵液
  卵…4個
  だし汁…カップ3
  みりん…大さじ3
  塩…小さじ1
あん
  だし汁…カップ1
  みりん…大さじ1
  薄口しょうゆ…小さじ1
  塩…少々
  水溶き片栗粉(片栗粉・水)
   …各小さじ2
へぎゆず…適宜

●作り方

1 切り餅は1個を4~6等分に切る。

2 卵液を作る。だし汁にみりんと塩を加え、よく混ぜて溶かす。

3 ボウルに卵を溶きほぐし、2を少しずつ加えて静かに混ぜ、ざるでこす。

4 器に餅を1人分3~4切れずつ入れ、3の卵液を注ぎ入れ、1つずつラップでふたをする。

5 蒸気の上がった蒸し器に4を入れ、弱火で10~15分蒸す。

6 蒸し上がりに合わせてあんを作る。小鍋にだし汁を温め、みりん、薄口しょうゆ、塩で味を調える。煮立ったら、溶いておいた水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

7 蒸したての茶碗蒸しに6のあんをかけ、好みでへぎゆずをのせる。

 

卵はこしてから器に注ぎ、ラップをふんわりかけて蒸します。茶碗蒸しの具で私のベスト3は、お餅、白子、ゆり根です。


現在発売中の雑誌『栗原はるみ』6号では、以上3品のほかに、揚げ餅のみぞれ鍋や、だれもが意外な組み合わせにびっくりする餅の親子丼などのレシピも掲載しています。
年末年始のおもてなし料理のレシピ、ひとりご飯のレシピも盛りだくさんの最新号、ぜひご覧ください!
 

構成/『栗原はるみ』編集部

 

『栗原はるみ』6号
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6号のメイン特集は、『気楽においしい、おもてなし。』。買い物、準備・コツ、そして料理まで、栗原さんのおもてなしの段取りをお伝えします。お客さまに喜ばれるメインと、簡単な付け合わせのレシピもたっぷりです。この一冊があれば、家族や親しい人と集まろうとなったとき、気負わずにわが家に呼べるようになるでしょう。

そして、別冊付録は2024年のカレンダーと、焼き菓子のレシピの小冊子。カレンダーは、昨年より大きく、スケジュールが書き込めるようになりました。

もうひとつの別冊は、栗原さんが家族や仕事仲間のために、日々作っている定番の焼き菓子のレシピをまとめました。材料を用意すれば、手のかからないものばかり。
キッチンから漂う甘く香ばしい香りで、幸せな気分になれます。

他にも豆腐とお餅料理の特集、ひとりごはんのレシピ、
お取り寄せの新連載など、盛りだくさんです。

 

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メイン特集『気楽においしい、おもてなし。』

おもてなしだからといって、気を張らなくても大丈夫。
お客さまに喜ばれるメイン料理と、簡単な付け合わせのレシピを
たっぷりを紹介します。栗原さんのおもてなしのコツと買い物リストも。

●まずは、買い物から。
●人が来る、その前に。
●歓声があがる、メインとつけ合わせ。     

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料理特集 『主役になる豆腐とお餅。』 

 

食べ方もマンネリになり、脇役になりがちな2つの食材を、
切り方と自由な発想でメイン料理に。
こんなにおいしく食べられるのか、と驚かれること間違いありません。

長ねぎいっぱいの温やっこ/豆腐のから揚げ/湯豆腐ビュッフェ/絹さやの白あえケーキ/豆腐ステーキ/焼き餅の親子丼/揚げ餅のみぞれ鍋/揚げ餅の小松菜あんかけ/餅入り茶碗蒸し/揚げおかき など

『連載 自分のために、ひとりごはん。』

 

ひとり暮らしだからこそ、自分が食べたいものを、好きなときに楽しく食べたい。残りものもおいしく食べきりたい。そんな想いを込めた、一人分のレシピ。

えびとねぎの混ぜそば/れんこんもち/チャーシュー2種/みそ漬け/チャプチェ/サムギョプサル など

ファッション特集 『冬の服、ちょっと一杯。』

 

気楽に行けて、楽しい立ち飲み屋へ、冬のカジュアルな装いでお出かけ。

『京都ガイドブック『私の京都』が発売になりました。』
ガイドブックを作った理由、京都への思い、そしておすすめしたい場所を紹介します。

『新連載 日本中から、お取り寄せ。』
全国のおいしいものを、聞いて探して、取り寄せて。選りすぐりのおすすめを紹介します。
 

2つの『特別付録』

 

①『別冊 気軽に、焼き菓子。』

栗原さんが家族や仕事仲間のために、日々作っている
定番の焼き菓子のレシピを、小冊子にまとめました。
材料を用意すれば、手のかからないものばかり。キッチンから漂う甘く香ばしい香りで、幸せな気分になれます。

②『暮らしとカレンダー 2024』

 

栗原さんの暮らしの風景を切り取ったカレンダー。
昨年より大きく、スケジュールが書き込めるようになり、15ヵ月分収録しているので
4月始まりの2024年度カレンダーとしても使えます。

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