料理家・栗原はるみが料理家のキャリアで初めて、持っている器を公開しているパーソナルマガジン『栗原はるみ』3号目。別冊でおせち料理のレシピ集、2023年カレンダーなど豪華付録つき。雑誌を購入しなくても聞ける音声ふろく「聞いて楽しむ栗原はるみ」では、3号目の裏話・秘話を栗原はるみがラジオ形式で配信しています。
今回は『栗原はるみ』2号より、家にある季節の食材でその日の気分に合わせて作る、「ワインに合う簡単おつまみ」をご紹介します。
ほぼ毎日、お酒を口にするという栗原さん。お気にりのワインを注ぎ、パパッと作ったおつまみと一緒に飲む……。そんな時間で、 ほどよく気分の切り替えができるのだそう。
手作りフルーツチーズ
牛乳で簡単にできるチーズで、おつまみを作りましょう。今回はドライフルーツを入れましたが、ピクルスやハムのみじん切りで作れば、また違う味わいが楽しめます。どちらもワインに合います。
材料(作りやすい分量)
手作りチーズ
牛乳 カップ2
レモン (絞り汁) 大さじ 1
塩 少々
ドライフルーツ (ミックスベリー、レーズンなど) 大さじ 4
クラッカー 適宜
作り方
① 手作りチーズを作る。小鍋に牛乳を入れて弱火にかけ、沸騰直前でレモン汁、塩を加える。ゆっくりと混ぜながら、もろもろと分離してきたら火を止める。
② ざるにさらし布やキッチンペーパーを敷いて1をこし、水けをよくきる。そのまま冷蔵庫で一晩、少なくとも2時間以上おく。
③ドライフルーツは細かく刻む。
④ボウルに2を入れ、ドライフルーツを加えて全体をさっくりと混ぜる。ラップに包んで直径約 3 cmの棒状に形を整え、冷蔵庫で冷やし固める。
少し崩れやすいので、冷やし固めた後はラップをしたまま切りましょう。ラップ は丁寧に取り除いて。
ミニカプレーゼ
私はトマトとモッツァレラチーズの組み合わせが大好き! 両方ともちょっと切り方を変えるだけで味わいも変わります。このレシピでは、モッツァレラを手でふんわりちぎりました。 シンプルなレシピなので、好みの切り方で食感を楽しんで。
材料(作りやすい分量)
ミニトマト (またはミディトマト) 1パック
モッツァレラチーズ 1個
バジル 適量
オリーブ油 適量
塩・こしょう 各適量
作り方
① トマトは洗ってへたを取り、水けをふいて横半分に切って器に並べる。
② モッツァレラチーズは水けをきって手で小さくちぎり、1のトマトの上にひとつずつのせていく。
③ 2にバジルをのせ、オリーブ油を回しかけ、塩、こしょうをふる。
エリンギのソテー
エリンギに細かく切り込みを入れて焼くと開いて、見た目も味もよくなります。生しいたけやまいたけ、 大きめの束に分けたえのきだけでも。赤ワインとの相性がよく、シンプルだけど、メイン料理になるくらいおいしいです。
材料(作りやすい分量)
エリンギ 2本
オリーブ油 大さじ2
バター 10g
にんにく 1 片
塩・こしょう 各適宜
バルサミコ酢 大さじ1
作り方
① エリンギは縦半分に切り、切り口の平らな面に格子状に切り込みを入れる。
② にんにくはたたいてつぶす。
③ フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて熱し、にんにくの香りが充分に出たら、切り込みを入れた面を下にしてエリンギを焼きつける。こんがりと焼き色がついたら裏返して焼き、中まで火が通ったら器に盛る。
④ 3のフライパンにバルサミコ酢を入れ、煮立ったらしょうゆ、バターを加えて軽くとろみがつくまで加熱し、3のエリンギにかける。好みで塩、こしょうをふり、ナイフとフォークでいただく。
雑誌『栗原はるみ』創刊3号
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特別付録①
別冊『おいしすぎる、おせち。』
今こそ伝えたい、栗原はるみが母から受け継いだ基本のおせちのレシピ集は、まさに永久保存版。「お正月にあると嬉しいもう一品」、「新年を迎えるためにやっておきたいこと」も掲載し、大ボリュームの68ページです。
特別付録②
暮らしとカレンダー 2023
読者のリクエストで実現! 美しい写真で栗原家の庭、四季の暮らしを楽しめる、2023年度のカレンダーです。
特別付録③
音声コンテンツ「聞いて楽しむ栗原はるみ」
雑誌の裏話・秘話を栗原はるみがラジオ形式で配信。「初公開の食器棚と、大切な宝物」「鍋料理がおいしくなる秘訣とは」など、テーマごとに計8コンテンツを順次公開中。
メイン特集
私のうつわ、食器棚。
栗原はるみ、初めての器特集。人生がつまった食器棚、想い出の器や数々のコレクションを、器にまつわるストーリーとともにご紹介します。
レシピ特集
準備でおいしい、5つの鍋。
いつもの鍋も、具材の切り方、盛り付けで味も楽しみ方も変わる。冬に嬉しい、鍋レシピを紹介します。
ファッション特集
冬に着たい服。
読者からの反響も多い、栗原さんの私物&コーディネート。寒い冬も楽しく装う、ダウンコート、モヘアニット、ついつい買ってしまうニットの帽子……など。
構成/『栗原はるみ』編集部
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