「鏡は見たくない」という気持ちを乗り越えて今の自分を知る

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みなさんは日頃から鏡を見ていますか?

年を重ねて顔立ちや肌にエイジングのサインが目立ってくると、「もう鏡は見たくないわ」なんて思う人もいるかもしれないですね。うんうん、わかります、なんとなく見て見ないフリしたくなる気持ち。

でも、その気持ちをわかった上で、私はやっぱりお伝えしたいんです。どうか、みなさん、ちゃんと鏡を見て、今のご自身の顔をよーく観察してみてください、と。メイクの時、上半身が映る鏡と、顔全部が映る鏡、そして、毛穴までチェックできる10倍鏡、この3種類があれば完璧です。これで「木を見て森も見る」ことができるから。

 

年を重ねていくと、しぼんで、下がって、色褪せていく。誰も止められない仕方のないこと。だったら、その下り坂を自分なりに楽しんでみませんか? それには、今の自分を知り、認め、好きになることが第一歩。

そもそも若い頃の私の顔はイケてなかった。その上、女優やモデルって美しい人ばかりと仕事していたので“美”の基準が高かった。持って生まれた顔立ちやパーツの大きさは変えられないから……と、諦めていたのだけど、エイジングを実感し始めてから、変われるかも!? って期待できるようになりました。