温かな関係を築く才能があるあなたへ


マーナさん、こんにちは。お母様が3度離婚されていることもあり、ご自身の恋愛にまで「浮気」や「別れ」の文字がチラついてしまうとのこと。マーナさんのように、親御さんの離婚や家庭環境の中にいる男性の影響で、自分の恋愛にも不安を投影してしまう女性は少なくないように思います。

好きなお相手がいても、「浮気をする」「捨てられる」という想像が拭えないのはとても辛いことですよね。ただ、マーナさんが「パートナーを心から信頼できるようになり、安心感を得られるようになりたい」とおっしゃっているので安心しました。

誰かと信頼関係を築くには「安心感を与えてもらう」だけでは成り立ちません。あなたはそのことを理解し、「幸せは築き合うものだからこそ、自らを変えたい」と、自分を奮い立たせていると感じるからです。

パートナーシップの本質を大切にされているマーナさんだからこそ、「ハッピーエンドの想像」ができるようになれたらいいですよね。そこで今回は、マーナさんが男性への猜疑心を少しずつ方向転換していくにはどうしたらいいか、一緒に考えてみたいと思います。

 


「信じなくては」と一人で頑張らなくていい


はじめに、マーナさんがお付き合いする男性を疑ってしまうのは、「過去の家庭環境の問題」からくるものが大きく、あなた自身の問題ではないことを理解しましょう。次に、だからこそ、マーナさん一人で「パートナーを信じなくては!」と頑張ることをやめましょう。むしろ、お付き合いするお相手にも協力してもらうのが理想的だと思います。

お母様のパートナーたちの浮気が原因で、お母様が離婚してきたこと。そのことで、どうしても男性を疑ってしまう“くせ”がついてしまっていること。悪いくせが出てしまうこともあるかもしれないけれど、信じてあなたの胸に飛び込みたいということ——。それをお相手に伝えてから交際をスタートしてもよいと思います。「重いと思われるかも」と思うとしたら、あなたの大切な心の告白を「重い」と思うような相手は、そもそも受け止める器がない相手です。

温かな好意を寄せ合う二人なら、辛い経験をしてきた過去の傷も「あなたの良さ」としてきっと受け止めてくれます。そんな誠実なお相手とだったら、結婚までの道のりも手を取り合って歩めるはずですし、何か不安なことがあればコミュニケーションを重ね、信頼をコツコツと積み上げていけるでしょう。