記憶喪失のヒロインの“本物の運命の相手”を探すラブコメミステリー
『くるり 〜誰が私と恋をした?〜』(毎週火曜22:00〜)


あらすじ:記憶を失ったヒロインの手元に残された1つの男性用の指輪。指輪がピッタリとはまる3人の男たちの登場で恋の四角関係が幕を開ける。”恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー。
 
 


ラブストーリーは、ヒロインと、明らかにくっつくんだろうなぁという男性が結ばれる過程を楽しむもの。たとえ三角関係を謳っていても、ポスタービジュアルを見れば、「いや、こっちは当て馬だな」と察知してしまうし、すれ違っている2人を見ても、「どうせ最後には結ばれるんだよ」とどしっと構えてしまう。

もちろん、最終的にヒロインが誰ともくっつかないことはありますが、「いや、そっち!?」という相手と結ばれることは、なかなかない。本命が振られることはあっても、当て馬が本命になることはないんです。『花より男子』の花沢類だって、『イケパラ』の中津だって、『ボス恋』の中沢さんだって、いいところまでいってもみーんな恋に敗れてきた。

だから、わたしは『くるり』のような作品を求めていたんです。ヒロインが、本気で誰と結ばれるのか分からない。ハラハラする作品を!

“めるる”こと生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ初主演を務めるこのドラマ。お相手候補となるのは、瀬戸康史さん & 神尾楓珠さん & 宮世琉弥さん。主要な男性キャストが3人の場合は、「こっちが本命、こっちが当て馬かなぁ」と想像もつきやすいですが、3人いると誰と結ばれるのか分からない!

“元カレ”と名乗る公太郎(瀬戸康史)か、“唯一の男友達”と語る朝日(神尾楓珠)か。それとも、自らを“運命の相手”だという律(宮世琉弥)か。年齢もタイプも異なる3人のなかから、まこと(生見愛瑠)は本当の指輪の持ち主を見つけることができるのか? 毎週、考察しながら楽しんでいきたいと思います。