ドラマや舞台、バラエティー番組で強烈なインパクトを残す加藤諒さん。幼少期は先生に目を付けられ、いじめに遭うなど、人間不信になりそうな時期もあったといいます。俳優業だけでなく、得意のダンスを活かして所属事務所キューブの若手俳優たちで構成されるサポーターズクラブ「C.I.A.」でも活躍(昨年卒業)。今回は、長年所属する事務所キューブや「C.I.A.」での活動についてお話を伺いました。

「何も言われないことが一番悲しい」加藤諒が否定的なコメントも「おいしい」と思える理由_img0
 

加藤諒
静岡県出身。10歳で子役デビュー。趣味は映画鑑賞、食品サンプル作り。芸能界一の食品サンプル好きで、オリジナルソング「SHOKU☆HIN☆SAMPLE」をリリース。特技はダンス。ど派手過ぎる私服で有名。舞台・映画「パタリロ!」主演、「翔んで埼玉」シリーズ下川信男役、ミュージカル「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 トバイアス役など話題作に多数出演。
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YouTube:加藤諒の魑魅魍魎ちゃんねる
オフィシャルブログ:魑魅魍魎~ちみもうりょう~
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前編「7階からペットボトルが落ちてきて...加藤諒、いじめとちやほや期のなか実感した「芸は身を助けてくれる」」>>

中編「モヤっと終わるほうがむしろ世の中のリアル」加藤諒が本物より本物っぽいものや人に惹かれる理由>>
 

 


何を言われても「おいしい」


ー​ー子役出身の加藤さんですが、表に出る仕事をされていると、自分が意図せぬ反応があったり、勝手にうわさが独り歩きしたり、そういうことを避けられない部分もあると思います。どうやってSNSの声や反応と向き合っているのかお聞きしたいです。ちなみにエゴサとかしますか?

加藤諒さん(以下、加藤):めっちゃします。ネットでエゴサして見つけたコメントに関しては、結構ネタにしちゃいます。僕は何を言われても嬉しいんですよね。何も言われないことが一番悲しいんです。

例えば、Xのコメントに「天狗にならないでください」みたいなことを書かれたとしたら、天狗とか言われてめっちゃうける! って思うタイプなんですよね。

ー​ーそれは最初からそう思えたんですか、それとも努力してそうなれたんでしょうか。

加藤:別に努力はしてなくて、最初からそんな感じでした。『あっぱれさんま大先生』に出演していたときに僕のことでネットでスレッドが立ってたのとかも見てましたよ。「もう勝手に言っとけば」っていうよりも、「イジッていただいてありがとうございます〜」みたいな感じですね。