最近、非常に「歯」が気になっています。

いえね、アラフィフにもなると、もはや全身気にならない箇所がないくらいあちこち、気になるところばっかりなんですが。

長きにわたったコロナ禍での自粛生活はちょうど40代後半。しかも当時はメンズの編集部に在籍していたため、女性向けの美容情報に触れる機会がガクッと減り、刺激が少なかったことも運が悪かったのかもしれません。

人と会わない、喋らない、メイクをしない、マスクで口元を隠す……

そんな生活を続けていたら、見事に輪郭はたるみ、ほうれい線は濃くなり、肌はくすみました。

その現実を目の当たりにして、なんとかリカバーすべく(リカバーできなくても、下り坂を少しでもなだらかにするために)いま必死に、あれこれ模索しているわけです。

そのうちのひとつとして気づいたのが、歯に関する事実。

肌がピーンとして、くすみもなかった時にはあまり気にしませんでしたが、肌がゆるんでたるんでくすんでくると、清潔感が損なわれます。その状態で、歯に黄みがかかっていると、清潔感の“損なわれ具合”が加速する……ということ。

言い換えれば、歯がきれいなだけで、5歳は若く美しく見える、と個人的には思っています。(だからこそ、“芸能人は歯が”命なんですよねぇ……)

歯医者でホワイトニングをしトーンアップを計る一方で、自宅では以前紹介した歯ブラシでのケアと、フロスでのケアを取り入れています。

フロスは数年かけて、糸タイプや歯間ブラシタイプ、ピックタイプなどいろいろ試しましたが、個人的にはこれが最強だと思っています。

ハンドルのついたフロスです。

 

糸タイプのフロスも使いますが、これがいちばん気軽に使えて、汚れが取れた実感も高いんです。

 

糸が丈夫で割れたりせず(使っているうちに糸が細く割れると、それが歯の境目の小さな隙間にひっかかることがありせんか?)、歯間汚れを確実にかき出すことができます。

それからなんといっても、この細いピック部分が秀逸。



ひとつずつご紹介していきます。

先端がピックになっている製品はよくありますが、大抵は平べったいピックの先が尖っているので、先端がちょっと貧弱でへにゃっとしがちで、頼りない気がするのです。

これは、三角柱が徐々に細くなっていくような作りになっているおかげか、先っちょだけほどよいしなやかさがありつつも、軸はしっかり固定されている感じがあり、狙った部分にしっかり届いて歯垢をオフできるんです。

 

たとえば、奥歯の内側や、親知らずのいちばん奥側(のど側といったらわかりますかね?)の、肉との間の隙間の汚れまで、しっかりかき出せます。

KOBAKOの10倍拡大鏡で口の中を見ながら、このフロス&ピックで歯のケアをすると、なんともすっきりリフレッシュ。

当然ながら口臭予防、そして歯周病の予防にもなります。歯周病は万病の元とも言われていますし、この年齢になると最優先は、まずは健康であることですからね。

と言いつつも、すぐにサボってしまいがちな私。サボらず続けよう、自分!


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