How to style！
１ ミディアムレングスにカット
ちょっぴり丸顔で愛らしい顔立ちの橋場さん。「肩上にカットすると輪郭がほどよく締まって見えますし、首も長い印象になりますよ」とCHIEさん。パーマでレングスが上がるのを想定しながら、15センチほどカットします。
２ サイドは顎下ラインで短くカット！
サイドだけ顎下レングスに切ってステップ（段差）を加えます。「顔まわりを短くカットしてパーマを施すと、この部分だけひし形っぽいシルエットに。これにより、裾にカールがたまらず、軽やかなボリューム感が生まれます。無造作に縛ったときも外国人風のおしゃれな後れ毛を演出できるのでおすすめです」（CHIEさん）
３ パーマは毛先のカールがランダムに動くように構成
自然乾燥でも軽やかで美しいカールが決まるよう、毛先巻きと中間巻きをミックスしながら巻いていきます。自宅でも扱いやすいよう様々な太さのロッドを使ったり、髪が細くか弱くなる顔まわりの毛束は、穏やかな薬剤でダメージレスを心掛けるなど、さすがパーマを研究しつくしたCHIEさんのワザが光ります。
４ 風で形状記憶する“エアウェーブ”のマシーンを装着！
エイジング毛の場合、パーマの薬液が上手く反応しない毛束があるため、カールのムラを防ぐには湿熱が効果的だとか。そこでおすすめしたいのがエアウェーブ。穏やかな薬液でもプルっとした美しいカールが実現し、再現性もアップ。大人髪に最適なマシーンです。
＼ロッドを外すとこんな感じ！／
内側はひし形（オレンジ）、表面はAライン（青）になるようにパーマを構成。異なる２つのベースラインを用いることで、Aラインでも広がり過ぎず、さらに輪郭はキュッと引き締まって見えます。
５ 弱い風で適度に乾かす
ムースを全体につけたら、毛先のカールを包むように軽く温風を当てて乾かします。
完成！
「うねりも目立たず、弾力カールで髪が若返った感じ！
くせ毛をカバーする必要がないから、雨の日でも自信が持てそうです」――橋場さん
Side＆Back
短くカットした顔まわりが、さりげなくモードな雰囲気を高めます。可愛いだけじゃない、洗練されたパーマヘアはまさに大人にぴったりのデザイン。
髪にほんのりと甘さがある分、モードっぽいファッションやトレンド感のあるシアーな素材のトップスを合わせると都会的な雰囲気がアップ。「暑い日はひとつに縛ってもおしゃれに決まりそうですね。久しぶりのパーマですが、もっと早く挑戦すればよかった（笑）」と橋場さん。
パーマヘアは髪質に合ったレシピがとても重要。「やってみたいけど失敗しないか不安……」という人は、パーマが得意なサロンを検索したり、パーマスタイルの素敵な人が通うサロンに行ってみるのもいいかも。
自分に似合うパーマスタイルが見つかると、梅雨～夏の間の髪ストレスもグンと減ります。これからの季節こそ、おすすめです。
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取材・文／小澤佐知子
構成／國見香
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